特許
J-GLOBAL ID:200903091896025830

超音波探傷装置及び探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-184821
公開番号(公開出願番号):特開2002-005903
出願日: 2000年06月20日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 超音波を装置軸心方向にしか発射できず、被検体外周の欠陥検出が難しいネジ歯面内欠陥検出に関して、従来装置の不具合を解消できる超音波探傷装置を提供する。【解決手段】 被検体外周の支持体上端に円環状の歯車を設けた固定治具、固定治具と被検体との間隙を設けられた歯車117と噛合回転するエンコーダ歯車116、歯車の回転から被検体回りの回転角度を検出するエンコーダ115、及び被検体の半径方向に移動可能で、所定屈折角の超音波を被検体内部に発射し、被検体外周の垂直面からの反射エコーを受波するが、欠陥部の反射エコーは受波しない斜角UTセンサ110等で構成されるセンサガイド板114を設けた。これにより、被検体軸心方向の超音波で被検体中央内部欠陥の検出及び外周の微小な欠陥の検出が可能になる。また、被検体外周内部の欠陥のみの検出に際しても、被検体上端面と対向する下端面とを正確な平行面にする必要がなくなる。
請求項(抜粋):
被検体の上端に載置されたUTセンサから被検体内部に超音波を発射し、被検体内部の欠陥からの反射エコーを受信し、この受信信号により被検体内部に生じている欠陥を検出する超音波探傷装置において、前記被検体の外周を包囲して配置された支持体の上端に設けられ円環状の歯車が前記被検体の外周を包囲して上端に配置された固定治具と、前記固定治具と間隙を設けて前記被検体の上部外周を包囲して配設され、前記上部外周に沿って回転するセンサガイド板とからなり、前記センサガイド板には前記歯車と噛合して前記被検体の外周を回転するエンコーダ歯車、前記エンコーダ歯車の回転による前記センサガイド板の前記被検体の外周回りの回転角度を検出するエンコーダ及び前記被検体の上方を半径方向に移動自在にされ、軸心方向から偏向した前記超音波を前記被検体内部に発射し、前記被検体内部外周に形成された垂直面で反射された反射エコーを検出できる前記UTセンサとしての斜角UTセンサを設けたことを特徴とする超音波探傷装置。
IPC (2件):
G01N 29/10 501 ,  G01N 29/04 502
FI (2件):
G01N 29/10 501 ,  G01N 29/04 502
Fターム (10件):
2G047AC07 ,  2G047BB02 ,  2G047BC07 ,  2G047EA11 ,  2G047GA06 ,  2G047GA19 ,  2G047GB02 ,  2G047GF18 ,  2G047GJ02 ,  2G047GJ14
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 輪軸の超音波探傷方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-316359   出願人:日立エンジニアリング株式会社, 茨城日立情報サ-ビス株式会社
  • 特開昭55-087038
  • 特開昭62-261058
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審査官引用 (4件)
  • 輪軸の超音波探傷方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-316359   出願人:日立エンジニアリング株式会社, 茨城日立情報サ-ビス株式会社
  • 特開昭55-087038
  • 特開昭62-261058
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