特許

J-GLOBAL ID：200903091899575610

接合強度の優れたクラッド材の製造方法

発明者： 野村 伸吾 ,  菅 俊明
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 金丸 章一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-023982
公開番号（公開出願番号）：特開平5-212559
出願日： 1992年02月10日
公開日（公表日）： 1993年08月24日
要約：

【要約】【構成】 2種類の金属あるいはその合金を、圧延法によって製造するクラッド材の製造方法において、どちらか一方の金属あるいはその合金の薄板に2種類の金属あるいはその合金と脆弱な金属間化合物を生成しない金属めっき層31、33を片面に一層以上形成したものをインサート材3とし、このインサート材3の非めっき面にインサート材の薄板と同種金属あるいはその合金を、めっき面に他方の金属あるいはその合金を重ね合わせて加熱し、圧延する。【効果】 薄板にめっきしたインサート材を使用することで、従来、インサート材として使用していた高価な金属の使用量を削減するとともに、圧延中のインサート材の破断もなくなり、かつ、接合界面に脆弱な金属間化合物を生成することもなく、接合強度の優れたクラッド材を得ることができる。

請求項（抜粋）：

2種類の金属あるいはその合金を、圧延法によって製造するクラッド材の製造方法において、どちらか一方の金属あるいはその合金の薄板に2種類の金属あるいはその合金と脆弱な金属間化合物を生成しない金属めっき層を片面に一層以上形成したものをインサート材とし、このインサート材の非めっき面にインサート材の薄板と同種金属あるいはその合金を、めっき面に他方の金属あるいはその合金を重ね合わせて加熱し、圧延することを特徴とする接合強度の優れたクラッド材の製造方法。