特許
J-GLOBAL ID:200903091907769390

光記録方法および光記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103591
公開番号(公開出願番号):特開平9-007176
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【課題】 相変化型光学的記録媒体の線速度マージンを拡げる光記録方法を提供する。【解決手段】 相変化記録媒体上での異なる線速度に対応するために、線速度Vに従ってクロック周期Tを変えると共に、記録レーザパルスにおけるパルス分割のパラメータを変更する。長さnTのマークを形成する際に、記録パワーPwを印加する期間αiT(1≦i≦m)とバイアスパワーPbを印加する期間βiTとを交互に設けることでレーザパルスをm個のパルスに分割する。この分割において、線速度Vに対応させてαiTの組合せ及びバイパスパワーPbの少なくとも一方を可変とする。線速度が大きく異なるマーク長変調記録を採用するCD-E等に好適に利用できる。特定の組成の記録層がこの方法に適したものとして開示される。
請求項(抜粋):
レーザーパワーをクロック周期Tに従って記録パワーPw、消去パワーPe、及び、バイアスパワーPbの少なくとも3値の間で変調することで光学的に識別可能な非晶質マークの形成又は消去を行って、光学的情報記録媒体にデータを記録・消去する光記録方法において、光学的記録媒体上の線速度Vを、最大線速度Vh及び最小線速度VLに従って、VL≦V≦Vhの範囲で可変とし、線速度Vのときのクロック周期Tを、線速度Vに従って可変とし、記録パワーPwを印加する期間をα1T、α2T、・・・、αmTとし且つバイアスパワーPbを印加する期間をβ1T、β2T、・・・、βmTとして、レーザパワーのための印加期間を順次にα1T、β1T、α2T、β2T、・・・・、αmT、βmTと選定することで、nを2以上の整数として長さnTの非晶質マークを記録する記録パワーをm個のパルスに分割し、kを0から2迄の整数から成るパラメータ、jを0から2迄の実数からなるパラメータとし、且つ、前記nの最小値をnminとして、nmin-k≧1、m=n-k、α11+・・・・・+αmm=n-jを条件として、前記線速度Vに対応して、αiTの組合せ、及び、Pbの少なくとも一方を変化させることを特徴とする光記録方法。
IPC (5件):
G11B 7/00 ,  B41M 5/26 ,  G11B 7/125 ,  G11B 7/24 511 ,  G11B 19/247
FI (5件):
G11B 7/00 L ,  G11B 7/125 B ,  G11B 7/24 511 ,  G11B 19/247 R ,  B41M 5/26 X
引用特許:
審査官引用 (1件)

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