特許
J-GLOBAL ID:200903091911741483

生分解性複合長繊維不織布

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-207486
公開番号(公開出願番号):特開平11-050369
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、微生物によって容易に分解され、さらにその分解速度もコントロールでき、しかも耐熱性と柔軟性と風合とシート強度に優れる不織布を提供することにある。【解決手段】熱可塑性の脂肪族ポリエステル樹脂を芯鞘複合紡糸用口金から押出し紡糸し、支持体上に捕集・集積してウェブを形成した後、ウェブを部分的に熱圧着してなる生分解性芯鞘複合長繊維不織布において、前記芯鞘複合長繊維の鞘成分が、L-乳酸単位またはD-乳酸単位を80モル%以上を含有するポリ乳酸重合体からなり、芯成分が1,4-ブタンジオールとコハク酸から合成されるポリブチレンサクシネート重合体をウレタン結合により高分子量化した重合体からなり、且つ前記複合長繊維の鞘成分が10〜90重量%からなる生分解性複合長繊維不織布。
請求項(抜粋):
熱可塑性の脂肪族ポリエステル樹脂を芯鞘複合紡糸用口金から押出し紡糸し、支持体上に捕集・集積してウェブを形成した後、ウェブを部分的に熱圧着してなる生分解性芯鞘複合長繊維不織布において、前記芯鞘複合長繊維の鞘成分が、L-乳酸単位またはD-乳酸単位を80モル%以上を含有するポリ乳酸重合体からなり、芯成分が1,4-ブタンジオールとコハク酸から合成されるポリブチレンサクシネート重合体をウレタン結合により高分子量化した重合体からなり、且つ前記複合長繊維の鞘成分が10〜90重量%であることを特徴とする生分解性複合長繊維不織布。

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