特許
J-GLOBAL ID:200903091917951455

制震デバイス用低降伏点鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-282285
公開番号(公開出願番号):特開2000-109953
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 C、N、Ti当量間の関係を限定し、実効的なC量を適正範囲に制御し、さらに、ミクロ組織を限定することで、建築物の地震時のエネルギー吸収デバイス用として溶接部靭性の優れた降伏比の高い低降伏点鋼を得る。【解決手段】 重量%で、C:0.005〜0.06%、Si:0.4%以下、Mn:1.5%以下、P:0.025%以下、S:0.015%以下、Al:0.06%以下、Ti:0.005〜0.05%、 N:0.006%以下に加え、 Ti(eq.)=Ti+Nb/1.94+V/1.06+Ta/3.77と定義するTi当量とC、N量との間の関係が-0.01%≦C-[Ti(eq.)-3.4N]/4≦0.01%を満足するようにNb、V、Taのうち1種もしくは2種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつミクロ組織がフェライト単相でその平均切片長さが15〜60μmであって、上下降伏点を有する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.005〜0.06%以下、Si:0.4%以下、Mn:1.5%以下、P:0.025%以下、S:0.015%以下、Al:0.06%以下、Ti:0.005〜0.05%、N:0.006%以下に加え、Nb:0.005〜0.08%、V:0.005〜0.12%、Ta:0.005〜0.1%、の範囲内で、Ti(eq.)=Ti+Nb/1.94+V/1.06+Ta/3.77と定義するTi当量とC、N量との間の関係が-0.01%≦C-[Ti(eq.)-3.4N]/4≦0.01%を満足するようNb、V、Taのうち一種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、ミクロ組織がフェライト単相で、かつ任意の断面におけるフェライト粒径としての平均切片長さが15〜60μmであることを特徴とする制震デバイス用低降伏点鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50
FI (3件):
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第3411217号

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