特許

J-GLOBAL ID：200903091919789094

ダイバシティ受信装置

発明者： 衛藤 秀満
出願人/特許権者： 日本電気無線電子株式会社
代理人 (1件)： 桂木 雄二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-234751
公開番号（公開出願番号）：特開平10-065589
出願日： 1996年08月16日
公開日（公表日）： 1998年03月06日
要約：

【要約】【課題】 受信系の品質がすべて劣化した場合であっても正確な品質判定を可能にするダイバシティ受信装置を提供する。【解決手段】 受信系の各々に対応して復調器が設けられ、比較回路102及び202は復調出力#1及び#2のアイパターン開口度を判定電圧VLを基準としてそれぞれ判定する。これらの比較結果VCOMP1及びVCOMP2に基づいて復調出力のいずれか良好な信号が選択される。同時劣化検出器304により両方の受信系のアイパターンが劣化したと判定されると、電圧制御回路305及び判定電圧設定回路302によって判定電圧を順次低下させることができる。従って、すべての受信品質が共に劣化した場合でも判定電圧をその劣化に応じて変化させることができ、ビット誤りの真の良否判定による系の選択を行うことができる。

請求項（抜粋）：

所望数の受信系からなるダイバシティ受信装置において、前記受信系の各々に対応して設けられた復調手段と、前記復調手段の各々に対応して設けられ、前記復調手段の復調出力のアイパターン開口度を判定基準値を用いてそれぞれ判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記復調出力のいずれかを選択する判定選択手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記判定基準値を順次変化させる判定基準設定手段と、からなることを特徴とするダイバシティ受信装置。