特許
J-GLOBAL ID:200903091930063674

液晶素子、該液晶素子を備えた液晶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-246624
公開番号(公開出願番号):特開2001-075130
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 階調表示を達成する。【解決手段】 図2に示すような構造(面内シェブロン構造)のカイラルスメクチック液晶を液晶パネルに用いる。この面内シェブロン構造は、層法線方向4が前記一軸配向処理の方向Rに対して一側(図では左側)に傾く第1領域A1 と、層法線方向4が前記一軸配向処理の方向Rに対して他側(図では右側)に傾く第2領域A2 とからなり、いずれの領域A1 ,A2 においても、液晶分子が前記一軸配向処理の方向Rに略沿った方向(符号6参照)で単安定になる。そして、この構造ではメモリー性が消失されるので、液晶パネルは、印加電圧に応じた階調表示が可能となる。
請求項(抜粋):
少なくとも一方に一軸配向処理が施されると共に所定距離を開けた状態に配置された一対の基板と、これら一対の基板の間隙に配置されたカイラルスメクチック液晶と、該カイラルスメクチック液晶を挟み込むように配置された一対の電極と、を備え、かつ、前記一対の電極を介して前記カイラルスメクチック液晶に電圧を印加することによって駆動される液晶素子において、前記カイラルスメクチック液晶は、層法線方向が前記一軸配向処理の方向に対して一側に傾く第1領域と、層法線方向が前記一軸配向処理の方向に対して他側に傾く第2領域とからなる面内シェブロン構造を有し、かつ、前記第1領域及び前記第2領域において液晶分子が前記一軸配向処理の方向に略沿った方向で安定になる、ことを特徴とする液晶素子。
Fターム (7件):
2H088GA04 ,  2H088HA03 ,  2H088HA08 ,  2H088HA28 ,  2H088JA17 ,  2H088KA13 ,  2H088MA13

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