特許
J-GLOBAL ID:200903091939521110

肉厚樹脂製品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 Vesta国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-217852
公開番号(公開出願番号):特開2009-051033
出願日: 2007年08月24日
公開日(公表日): 2009年03月12日
要約:
【課題】肉厚樹脂製品において、射出成形法によって製造しても樹脂のヒケを生ずることなく、必要な部位において高い寸法精度を得ることができるとともに、軽量化及び低コスト化を図ることができること。【解決手段】肉厚樹脂製品としてのオイルバルブ1においては、ガラス繊維5を混入したポリフェニレンスルフィド(PPS)3を射出成形してなるインサート2をキャビティ内にセットして、ガラス繊維4を混入したPPS3を溶融樹脂として射出成形することによって、ガラス繊維4がオイルバルブ1の本体1Aの半径方向に配向するため、本体1Aの半径方向へのヒケが防止されて、本体1Aの「上」、「中」、「下」の各位置でそれぞれ十箇所以上方向を変えて外径を測定したところ、全ての測定値の中の最大値と最小値の差が0.015mmであり、寸法精度が±7.5μmとなって、±10μm以内という目標値を達成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
その形状の全体または一部が肉厚であり、該肉厚部分の少なくとも外側が強化繊維または更に無機フィラーを含有する合成樹脂を射出成形してなる肉厚樹脂製品であって、 前記肉厚部分にインサートを内蔵させたものであり、 前記インサートは無機繊維及び/または無機フィラーを含有する合成樹脂からなり、 前記肉厚部分の外周面のうち寸法精度が要求される部分の内部において、前記インサートには前記肉厚部分の外周面に対して略垂直な方向に複数の板状突出部分が設けられていることを特徴とする肉厚樹脂製品。
IPC (1件):
B29C 45/14
FI (1件):
B29C45/14
Fターム (9件):
4F206AA34 ,  4F206AB25 ,  4F206AH16 ,  4F206AM34 ,  4F206AR12 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JB22 ,  4F206JF05
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (5件)
  • 特開平3-248820
  • 特開昭61-290019
  • 特開平3-262616
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