特許
J-GLOBAL ID:200903091939705091

ダイバーシティ送受信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288711
公開番号(公開出願番号):特開平11-127095
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】補正用のフィーダを使用することなく自動的に遅延時間差を補正する。【解決手段】送信装置1aの遅延補正部12は、2分岐された変調出力信号に対して遅延補正を行う。送信周波数変換部13は、中間周波数帯の信号をマイクロ波帯の異なる周波数の送信信号に変換し、2つのアンテナからそれぞれ送信する。受信装置2の受信周波数変換部22は、アンテナ4-1により受信され周波数分離された信号を中間周波数帯の信号に変換する。適応整合フィルタ23は、入力する信号をS/N最大比合成すると共に、各タップのタップ係数に応じた検波電圧を出力する。タップ検出部24は検波電圧を比較して最大タップ係数のタップを検出する。補正制御部3は、自局のタップ検出部24からのタップ情報C1に基づき相手局に対する遅延補正情報C2を送出すると共に、相手局からの遅延補正情報に応じて自局の送信装置の遅延補正部12を制御する。
請求項(抜粋):
2つのアンテナを使用して対向する両局間で送受信するダイバーシティ送受信システムであって、前記対向する両局は、2分岐された中間周波数帯の変調出力信号をマイクロ波帯の2つの異なる周波数の送信信号に変換して前記2つのアンテナから相手局へそれぞれ送信する送信装置と、相手局から送信される前記2つの異なる周波数の送信信号を前記2つのアンテナの内の一方で受信し周波数分離して中間周波数帯の2つの受信信号に変換した後に合成して復調する受信装置と、前記2つのアンテナと前記送信装置とを結ぶフィーダ長差による遅延差を補正制御する補正制御手段とをそれぞれ備え、前記送信装置は前記2分岐された中間周波数帯の変調出力信号に対し指定された遅延をそれぞれ与える2つの遅延補正手段を有し、また、前記受信装置は中間周波数帯に変換された前記2つの受信信号の遅延差を検出する遅延検出手段を有し、前記補正制御手段は、自局受信装置の前記遅延検出手段により検出された遅延差を相手局の前記補正制御手段へ通報すると共に、相手局の前記補正制御手段から通報される遅延差に応じて自局送信装置の前記遅延補正手段の遅延量を制御することを特徴とするダイバーシティ送受信システム。
IPC (4件):
H04B 7/04 ,  H01Q 3/26 ,  H04B 7/02 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B 7/04 ,  H01Q 3/26 Z ,  H04B 7/02 B ,  H04B 7/26 D

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