特許
J-GLOBAL ID:200903091939721305

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120526
公開番号(公開出願番号):特開平9-304807
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】駆動ばねの力のみを考慮するだけで電磁石による吸着力を設定できるようにしたダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】図6は、レリーズ後、露光作動に先立ってセット部材10が初期位置に復帰するために僅かに反時計方向へ回転した状態を示している。セット部材10が更に回転すると、押動部10bが先羽根駆動部材4の被押動部4dから離れ、該駆動部材4は押さえばね8と駆動ばね9の力によって僅かに回転し、取付部4cが鉄片部材7の鉄片軸7bに設けられた端部7b1 に当接する。しかし、フック部材15に係止された押圧部材13の押圧部13bが該端部7b1 を押しているので、その当接による衝撃力に対して、電磁石12による吸着状態を維持している。その後のセット部材10の回転で、カム部10gがフック部材15を時計方向へ回転させ、押圧部13bを鉄片部材9の作動軌跡外へ退かせる。
請求項(抜粋):
被押動部を有していて駆動ばねに付勢されて羽根群に露光走行を行わせる駆動部材と、電磁石の吸着面に吸着され得る被吸着面を有していて前記駆動部材に相対位置関係を変え得るようにして取り付けられた鉄片部材と、前記被押動部に係接し得る押動部を有しておりセット時に該押動部が前記被押動部を押して前記駆動ばねに抗して前記駆動部材を作動させレリーズ後における前記電磁石へ通電後には羽根群の露光走行に先立って初期位置へ復帰するようにしたセット部材と、被係止部と押圧部を有していて該押圧部をセット時に前記鉄片部材の作動軌跡内に移動させセット状態においては前記被吸着面が前記吸着面に接する方向に前記鉄片部材を押圧させることとし羽根群の露光走行時には前記鉄片部材の作動軌跡外へ退避させている押圧部材と、前記被係止部に係合する係止部を有し前記セット部材の初期位置への復帰に際し前記押動部が少なくとも前記被押動部から離れるまでは該係止部によって前記押圧部材を前記鉄片部材の押圧状態で係止しておく係止部材とを備えていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
IPC (2件):
G03B 9/36 ,  G03B 9/08
FI (2件):
G03B 9/36 C ,  G03B 9/08 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭48-066829

前のページに戻る