特許
J-GLOBAL ID:200903091949201849

組電池の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-366760
公開番号(公開出願番号):特開2002-168928
出願日: 2000年12月01日
公開日(公表日): 2002年06月14日
要約:
【要約】【課題】 組電池において、各単電池Cijとセル電圧計測線2及び容量調整回路5の接続部についても故障診断を可能とするとともに容量調整回路5の診断結果が誤診断していないか確認することができ、不具合個所の特定が可能である診断装置を提供するものである。【解決する為の手段】 複数の単電池Cijを直列に接続し、各単電池Cijの極間でかつ隣合う単電池Cij間で共有化状態に接続されるセル電圧計測線2と、放電回路を各単電池に並列に接続した容量調整回路5を持つ組電池において、少なくとも一方の隣合う組電池Cijの容量調整回路5が同時に駆動しないように、所定数毎に組電池の容量調整回路5を駆動し、その後、駆動しなかった容量調整回路5を駆動し、容量調整回路5の駆動時に、各単電池Cijの電圧を測定し、無負荷時に測定された各単電池の開放電圧(V0ij)と比較し異常かどうかを判断する電圧比較部とを有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
複数の単電池を直列に接続し、各単電池の極間でかつ隣合う単電池間で共有化状態に接続されるセル電圧計測線と、抵抗とスイッチを直列に接続したことよりなる放電回路を各単電池に並列に接続し、スイッチをオンにすることにより単電池の容量の調整を行う容量調整回路と、前記セル電圧計測線により各単電池の電圧を測定する一方、前記スイッチをオンオフ制御する制御部とを備え、当該制御部には、少なくとも一方の隣合う組電池の容量調整回路が同時に駆動しないように、所定数毎に組電池の容量調整回路のスイッチを駆動し、その後、駆動しなかった容量調整回路のスイッチを所定数毎に駆動するスイッチ駆動部と、容量調整回路のスイッチの駆動時に、各単電池の電圧を測定し、記憶する記憶部と、無負荷時に測定された各単電池の開放電圧(V0ij)をそれぞれ記憶し、前記記憶部に記憶された容量調整回路のスイッチの駆動時に測定された各単電池の電圧と各単電池の開放電圧(V0ij)とを比較し異常かどうかを判断する電圧比較部とを、有することを特徴とする組電池の診断装置。
IPC (4件):
G01R 31/36 ,  H01M 10/44 ,  H01M 10/48 ,  H02J 7/02
FI (4件):
G01R 31/36 A ,  H01M 10/44 P ,  H01M 10/48 P ,  H02J 7/02 H
Fターム (15件):
2G016CA00 ,  2G016CB01 ,  2G016CC01 ,  2G016CC12 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  2G016CD04 ,  2G016CD14 ,  5G003BA03 ,  5G003CA11 ,  5G003CC04 ,  5G003EA08 ,  5H030AS18 ,  5H030BB21 ,  5H030FF44
引用特許:
出願人引用 (3件)

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