特許
J-GLOBAL ID:200903091956766649

振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-075000
公開番号(公開出願番号):特開平5-281982
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 低減させたい振動に対して逆振動を発生することにより振動の低減を図る振動低減装置において、リファレンス信号を生成する必要がなく、また伝達関数モデルを必要としない簡易な構成により周期振動の低減を図る。【構成】 所定部位における低減対象振動d(k)に対する逆振動x(k)を発生する逆振動発生手段20と、上記所定部位における振動を検出する振動検出手段14と、上記低減対象振動d(k)の周波数を検出する周波数検出手段と、振動検出手段14が検出した振動の検出信号e(k)に基づいて逆振動発生手段20を駆動させるための制御振動y(k)を生成する制御信号生成手段24とを設け、制御信号生成手段24の伝達関数W(z) を下式によって定める。W(z) =B(z) /Ad(z)ここでAd(z)は、Ad(z)=1-Z-Nと表わされるZ変換関数、B(z) は、制御信号生成手段24を含むフィードバックループを安定させるZ変換関数である。
請求項(抜粋):
周期振動を低減させる振動低減装置であって、所定部位における低減対象振動を低減させるための逆振動を発生する逆振動発生手段と、前記所定部位における振動を検出する振動検出手段と、前記低減対象振動の周波数を検出する周波数検出手段と、前記振動検出手段が検出した検出信号に基づいて前記逆振動発生手段を駆動させるための制御信号を生成する制御信号生成手段とを備えてなり、前記制御信号生成手段のZ変換された伝達関数W(z) は、前記周波数検出手段が検出した検出信号によって更新される下式で表わされることを特徴とする振動低減装置。W(z) =B(z) /Ad(z)ここでAd(z)は、Ad(z)=1-Z-Nと表わされるZ変換関数(ただし、Z-Nは、離散時間において、f(k)=f(k-N)となる周期関数f(k)に対してZ-N・f(k)=f(k-N)となるオペレータ。)であり、B(z) は、上記制御信号生成手段を含むフィードバックループを安定させるZ変換関数である。
IPC (3件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  G05D 19/02

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