特許
J-GLOBAL ID:200903091957220941
電気泳動用超薄型スラブゲルにくさび形ウェルを形成するためのサンプルウェル挿入部材
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-296795
公開番号(公開出願番号):特開平6-229983
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】垂直スラブゲル電気泳動に用いられる超薄型スラブゲルにサンプルを保持しサンプルレーンを区画するくさび形のサンプルウェルを形成すること。【構成】コーム32はくさび形端38を有していてサンプルを個々に保持することのできるウェルを形成できる。溝62を形成する互い違いの刻み目にはくさび形に切り込みをいれて垂直方向でテーパー状の歯61が形成され、ウェルは相隣接する歯61の間に形成されるスペースで形作られる。スラブゲルを保持しているゲル封入物は、二枚のプレート12、13によって形成され、ゲルスペースにつながっているくさび形の相補的な開口部24を形作る。コーム32は歯61の部分が開口部24にはまって、ゲルの上部露出面に接触するかあるいは短い距離だけ突き刺さる。コーム85を矩形形状に形成し、深さの異なる溝88を設けてくさび形を形成してもよい。
請求項(抜粋):
0.005インチ以下の厚みのスラブゲル中でサンプルを電気泳動して分離するために用いられるスラブゲル封入物と液状サンプルホルダーを備えた電気泳動装置において、前記スラブゲル封入物は、スペーサー手段によって二つの対向する端部で固定されてスラブが形成されるゲルスペースを区画形成しかつもう一つの端部で開口している二枚のプレートからなり、この二枚のプレートが前記スラブが形成されるゲルスペースにつながる前記もう一つの端部に沿って広げられた開口部を形成し、この広げられた開口部が前記スラブ形成されたゲルスペースに対して垂直方向に切断した断面がくさび形であることを特徴とし、前記液状サンプルホルダーは、前記広げられた開口部の前記断面に相補的な断面形状であるくさび形の延長端を持つ部材からなり、前記延長端が規則正しく配列する尖った先端部とこの尖った先端部間に設けられた溝とを持つV字形の刻み目であって前記延長端が前記広げられた開口部に挿入された場合に液状サンプルを保持するための分離したウェルを形作ることを特徴とする電気泳動装置。
IPC (3件):
G01N 27/447
, B01D 57/02
, C25B 7/00
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