特許
J-GLOBAL ID:200903091958205121

CNS障害及び他の障害治療用医薬組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 室伏 良信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-029074
公開番号(公開出願番号):特開2002-302490
出願日: 2002年02月06日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】【課題】 CNS浸透剤α7ニコチン性レセプターアゴニスト及び中枢神経系障害及び他の障害治療用医薬組成物を提供する。【解決手段】 CNS浸透剤α7ニコチン性レセプターアゴニストは、式(I)【化1】で表される化合物〔例えば、1,4-ジアザ-ビシクロ[3.2.2]ノナン-4-カルボン酸 4-ブロモ-フェニルエステル〕であり、中枢神経系障害及び他の障害治療用医薬組成物は、薬剤学的に許容することのできる担体及び前記化合物を含有する。
請求項(抜粋):
式(I)【化1】[式中、nは1〜2であり;mは1〜2であり;oは1〜2であり;Xは、酸素原子、イオウ原子、又はNR1基であり;Yは、酸素原子、イオウ原子、又はNR1基であり;R1は、水素原子、直鎖状又は分枝鎖状(C1-C8)アルキル基、C(=O)OR6基、CH2R6基、C(=O)NR6R7基、C(=O)R6基、又はSO2R6基であり;Qは、直鎖状又は分枝鎖状(C1-C8)アルキル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルケニル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルキニル基、(C3-C8)シクロアルキル基、(C4-C8)シクロアルケニル基、3〜8員のヘテロシクロアルキル基、(C5-C11)ビシクロアルキル基、(C7-C11)ビシクロアルケニル基、5〜11員のヘテロビシクロアルキル基、5〜11員のヘテロビシクロアルケニル基、(C6-C11)アリール基、又は5〜12員のヘテロアリール基であり;ここで、Qは、場合により、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、ニトロ基、シアノ基、CF3基、-NR3R4基、-NR3C(=O)R4基、-NR3C(=O)NR4R5基、-NR3S(=O)2R4基、-NR3S(=O)2NR4R5基、-OR3基、-OC(=O)R3基、-OC(=O)OR3基、-OC(=O)NR3R4基、-OC(=O)SR3基、-C(=O)OR3基、-C(=O)R3基、-C(=O)NR3R4基、-SR3基、-S(=O)R3基、-S(=O)2R3基、-S(=O)2NR3R4基、及びR3から独立して選択される置換基R21〜6個で置換されていることがあり;各R3、R4、及びR5は、水素原子、直鎖状又は分枝鎖状(C1-C8)アルキル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルケニル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルキニル基、(C3-C8)シクロアルキル基、(C4-C8)シクロアルケニル基、3〜8員のヘテロシクロアルキル基、(C5-C11)ビシクロアルキル基、(C7-C11)ビシクロアルケニル基、5〜11員のヘテロビシクロアルキル基、5〜11員のヘテロビシクロアルケニル基、(C6-C11)アリール基、及び5〜12員のヘテロアリール基から独立して選択される基であり;ここで、R3、R4、及びR5が水素原子以外である場合には、それぞれ独立して、場合により、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、ニトロ基、シアノ基、CF3基、-NR6R7基、-NR6C(=O)R7基、-NR6C(=O)NR7R8基、-NR6S(=O)2R7基、-NR6S(=O)2NR7R8基、-OR6基、-OC(=O)R6基、-OC(=O)OR6基、-OC(=O)NR6R7基、-OC(=O)SR6基、-C(=O)OR6基、-C(=O)R6基、-C(=O)NR6R7基、-SR6基、-S(=O)R6基、-S(=O)2R6基、-S(=O)2NR6R7基、直鎖状又は分枝鎖状(C1-C8)アルキル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルケニル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルキニル基、(C3-C8)シクロアルキル基、(C4-C8)シクロアルケニル基、3〜8員のヘテロシクロアルキル基、(C5-C11)ビシクロアルキル基、(C7-C11)ビシクロアルケニル基、5〜11員のヘテロビシクロアルキル基、5〜11員のヘテロビシクロアルケニル基、(C6-C11)アリール基、5〜12員のヘテロアリール基、及びR6から独立して選択される置換基1〜6個で置換されていることがあるか;又はR3及びR4がNR3R4基を形成する場合には、それらは、それらが結合するNR3R4基の窒素原子と一緒になって、環メンバーが3〜7のヘテロシクロアルキル部分を形成し、前記ヘテロシクロアルキル部分は、場合によりNR5基、酸素原子、及びイオウ原子から独立して選択される更なるヘテロ原子1又は2個を含むことがあり;各R6、R7、及びR8は、水素原子、直鎖状又は分枝鎖状(C1-C8)アルキル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルケニル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルキニル基、(C3-C8)シクロアルキル基、(C4-C8)シクロアルケニル基、3〜8員のヘテロシクロアルキル基、(C5-C11)ビシクロアルキル基、(C7-C11)ビシクロアルケニル基、5〜11員のヘテロビシクロアルキル基、5〜11員のヘテロビシクロアルケニル基、(C6-C11)アリール基、及び5〜12員のヘテロアリール基から独立して選択される基であり;ここで、R6、R7、及びR8は、それぞれ独立して、場合により、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、ニトロ基、シアノ基、CF3基、-NR9R10基、-NR9C(=O)R10基、-NR9C(=O)NR10R11基、-R9S(=O)2R10基、-NR9S(=O)2NR10R11基、-OR9基、-OC(=O)R9基、-OC(=O)OR9基、-OC(=O)NR9R10基、-OC(=O)SR9基、-C(=O)OR9基、-C(=O)R9基、-C(=O)NR9R10基、-SR9基、-S(=O)R9基、-S(=O)2R9基、-S(=O)2NR9R10基、直鎖状又は分枝鎖状(C1-C8)アルキル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルケニル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルキニル基、(C3-C8)シクロアルキル基、(C4-C8)シクロアルケニル基、3〜8員のヘテロシクロアルキル基、(C5-C11)ビシクロアルキル基、(C7-C11)ビシクロアルケニル基、5〜11員のヘテロビシクロアルキル基、5〜11員のヘテロビシクロアルケニル基、(C6-C11)アリール基、5〜12員のヘテロアリール基、及びR9から独立して選択される置換基1〜6個で置換されていることがあり;各R9、R10、及びR11は、水素原子、直鎖状又は分枝鎖状(C1-C8)アルキル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルケニル基、直鎖状又は分枝鎖状(C2-C8)アルキニル基、(C3-C8)シクロアルキル基、(C4-C8)シクロアルケニル基、3〜8員のヘテロシクロアルキル基、(C5-C11)ビシクロアルキル基、(C7-C11)ビシクロアルケニル基、5〜11員のヘテロビシクロアルキル基、5〜11員のヘテロビシクロアルケニル基、(C6-C11)アリール基、及び5〜12員のヘテロアリール基から独立して選択される基であるが;但し、nが1であり、oが1であり、mが2であり、Xが酸素原子であり、そしてYが酸素原子又はNR1基である場合には、Qは、無置換フェニル基又は置換フェニル基であることができないものとし、ここで、前記置換フェニル基は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、(C1-C6)アルキル基、(C1-C6)アルコキシ基、前記フェニル環のメタ位及びパラ位の両方に結合する-OCH2O-基、前記フェニル環のメタ位及びパラ位の両方に結合する-CH2CH2CH2CH2-基、並びにフェノキシ基又はフェニル基{ここで、前記フェニル基、及び前記フェノキシ基のフェニル部分は、場合により、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、(C1-C6)アルキル基、及び(C1-C6)アルコキシ基からなる群から選択される置換基1個以上で置換されていることができる}からなる群から選択される置換基1個以上のみで置換されている]で表される化合物、又は前記化合物の鏡像異性体、偏左右異性体、及び互変異性体、あるいは前記化合物又は異性体の薬剤学的に許容することのできる塩。
IPC (31件):
C07D471/08 ,  A61K 31/551 ,  A61K 31/69 ,  A61P 1/04 ,  A61P 3/04 ,  A61P 5/38 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/06 ,  A61P 9/08 ,  A61P 9/12 ,  A61P 21/04 ,  A61P 25/02 ,  A61P 25/02 101 ,  A61P 25/04 ,  A61P 25/06 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/10 ,  A61P 25/12 ,  A61P 25/14 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/18 ,  A61P 25/20 ,  A61P 25/22 ,  A61P 25/24 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 25/32 ,  A61P 25/34 ,  A61P 25/36 ,  A61P 31/18 ,  C07D519/00 311
FI (31件):
C07D471/08 ,  A61K 31/551 ,  A61K 31/69 ,  A61P 1/04 ,  A61P 3/04 ,  A61P 5/38 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/06 ,  A61P 9/08 ,  A61P 9/12 ,  A61P 21/04 ,  A61P 25/02 ,  A61P 25/02 101 ,  A61P 25/04 ,  A61P 25/06 ,  A61P 25/08 ,  A61P 25/10 ,  A61P 25/12 ,  A61P 25/14 ,  A61P 25/16 ,  A61P 25/18 ,  A61P 25/20 ,  A61P 25/22 ,  A61P 25/24 ,  A61P 25/28 ,  A61P 25/30 ,  A61P 25/32 ,  A61P 25/34 ,  A61P 25/36 ,  A61P 31/18 ,  C07D519/00 311
Fターム (47件):
4C065AA09 ,  4C065BB15 ,  4C065CC01 ,  4C065DD02 ,  4C065EE02 ,  4C065HH01 ,  4C065JJ01 ,  4C065KK09 ,  4C065PP01 ,  4C065PP03 ,  4C065PP09 ,  4C065PP12 ,  4C065QQ05 ,  4C072MM02 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086CB05 ,  4C086CB11 ,  4C086MA01 ,  4C086MA02 ,  4C086MA04 ,  4C086MA05 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA02 ,  4C086ZA05 ,  4C086ZA06 ,  4C086ZA08 ,  4C086ZA12 ,  4C086ZA15 ,  4C086ZA16 ,  4C086ZA18 ,  4C086ZA20 ,  4C086ZA21 ,  4C086ZA22 ,  4C086ZA29 ,  4C086ZA39 ,  4C086ZA66 ,  4C086ZA68 ,  4C086ZA70 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC01 ,  4C086ZC39 ,  4C086ZC41 ,  4C086ZC52 ,  4C086ZC55 ,  4C086ZC80
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Journal of Medicinal Chemistry, 1977, 第20巻第10号, 第1333-1337頁
  • Journal of Medicinal Chemistry, 1977, 第20巻第10号, 第1327-1332頁

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