特許
J-GLOBAL ID:200903091960670656

制御極付半導体素子を整流回路に用いた電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261129
公開番号(公開出願番号):特開平6-113537
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 制御極付半導体素子を整流回路に用いて低損失化を図った電力変換装置において、フライホイール用制御極付半導体素子のオンすべき全期間にわたりオンできるようにして、低損失化の効果が十分発揮できるようにする。【構成】 トランス3の1次巻線側のスイッチング素子2をオン・オフし、その時の2次巻線電圧で整流用制御極付半導体素子4およびフライホイール用制御極付半導体素子5を交互にオン・オフさせて電力変換を行う。ここで、フライホイール用制御極付半導体素子5に並列にコンデンサ11を付加し、その容量値を所定の値に設定する。これにより、フライバック電圧の発生期間を延ばし、かつ、フライバック電圧をフライホイール用制御極付半導体素子5の閾値電圧より高くして、フライホイール用制御極付半導体素子5をオンすべき全期間にわたってオンにし、そのオン電圧を低く押さえて、低損失な整流回路を実現する。
請求項(抜粋):
直流電源とスイッチング素子の直列回路をトランスの1次巻線に接続し、チョークコイルと負荷の直列回路に第1の制御極付半導体素子を並列に接続した回路における該制御極付半導体素子の両端のうち一端を前記トランスの2次巻線の一側に直接接続し、その他端を第2の制御極付半導体素子を介して前記2次巻線の他側に接続して成り、前記スイッチング素子を周期的にオン、オフしたときに生じる前記トランスの2次巻線出力電圧を、前記第1の制御極付半導体素子のオン時には第2の制御極付半導体素子がオフ、前者がオフの時には後者がオンの如く、交互に動作させることにより、整流、平滑して負荷に電力を供給するようにした電力変換装置において、前記第2の制御極付半導体素子と並列にコンデンサを接続し、前記スイッチング素子がオフの時に該スイッチング素子が次にオンする直前まで前記トランスの2次巻線に生じるフライバック電圧が前記第1の制御極付半導体素子の制御極の閾値以上になるように前記コンデンサの静電容量値を設定したことを特徴とする制御極付半導体素子を整流回路に用いた電力変換装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-175975

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