特許
J-GLOBAL ID:200903091964754552
風力発電装置の建設方法と建設装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
林 信之
, 片寄 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-101758
公開番号(公開出願番号):特開2004-308521
出願日: 2003年04月04日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】風力発電装置の据付施工に際し、大型クレーンを不要とし、迅速かつ安全確実に作業行うことができるようにする。【解決手段】複数の分割タワーを上方に順次継ぎ足しして構築するタワー4の下端部と、このタワー4を取囲むようにして配置する、平面略コ字形でテレスコピックに昇降可能な複数段マストからなるマスト5の下部をジャケット式基礎構造物2で支持する。そして、マスト5をタワー4の既設部によって安定に支持させながら、該マスト5を順次上昇させると共に、マスト5の上部に設置した揚重機構15によって分割タワーを吊り上げながらタワー4を完成し、そのタワー4の上部に発電機6とローターブレード8を吊り上げて設置し、その後マスト5を下降収縮させて後、ジャケット式基礎構造物2から撤去解体する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の分割部材を継ぎ足して構成されるタワーと、タワーの上端に搭載される発電機と、発電機のローターに連結されるブレードとを基礎構造物上に組立設置する風力発電装置の建設方法において、
▲1▼前記タワーの基端部を備えた基礎構造物を設置し、
▲2▼テレスコピックに昇降する複数段の部材からなるマストを、前記タワーの基端部を囲むように前記基礎構造物に立設し、前記マストは前記分割タワーを取り込む面が開口すると共に、最上段のマストには水平移動する揚重装置を備え、
▲3▼前記マストの最上段位置を分割タワーの既設高さ以上に上昇させた状態で該マストが鉛直荷重を支持可能に、マスト部材間を着脱自在なロック機構によって係止し、前記揚重装置によって分割タワーを吊り上げ水平移動して既設タワー上に位置決め・接合し、
▲4▼タワーの上昇に伴って、適宜高さ毎に前記タワーの既設部位に保持機構によって前記マストを保持させ、
▲5▼全ての分割タワーの接合が完了した後、前記揚重装置で発電機を吊上げ水平移動して最上段タワーの上部に固定し、
▲6▼次いで、前記揚重装置によりブレードを1枚ずつ、または複数枚組立てた状態で吊上げ、発電機ローターに取付けて風力発電装置を完成し、
▲7▼前記揚重装置を発電機及びブレードに干渉しない位置まで退避させた後、各マストとタワーの保持機構及びマストのロック機構を解除し、マストを下降した後、基礎構造物からマストを切り離し吊上げ撤去することを特徴とする風力発電装置の建設方法。
IPC (2件):
FI (2件):
F03D11/04 A
, E04H12/00 A
Fターム (8件):
3H078AA02
, 3H078AA26
, 3H078BB16
, 3H078BB20
, 3H078BB21
, 3H078CC01
, 3H078CC22
, 3H078CC47
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