特許
J-GLOBAL ID:200903091975126081

ディスク用射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-346892
公開番号(公開出願番号):特開平5-177672
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 射出成形時にガス逃げ路の開度を適正な範囲に保持し、端部の「バリ」発生を防止可能なディスク用射出成形装置を提供する。【構成】 内輪部と、該内輪部よりも軸方向にわずかに突出した外輪部と、ガス抜き開口とを備えた外周リングを弾性部材を介して一方の金型のキャビティ面の周囲を取り巻くように設置する。他方の金型のキャビティ面にスタンパを取付け閉型しキャビティを形成する。これにより、キャビティ内に溶融樹脂を射出してディスクを成形する際には、外輪部がスタンパの外縁部を押圧するとともにスタンパと内輪部との間に空隙を形成し、該空隙およびガス抜き開口を経てキャビティ内から気体を排出可能とした。前記空隙の幅、内輪部と外輪部との軸方向の突出長さの差に一致するので、常に適正な値に保たれる。したがって、溶融樹脂が空隙内に進入することはなく、ディスクの端部での「バリ」の発生は防止される。
請求項(抜粋):
相対位置が可変で型閉時に接合面間にディスク成形用のキャビティを形成するキャビティ面を備えた第一の金型及び第二の金型と、該キャビティ内に溶融樹脂を射出する射出ノズルと、を備え、前記射出ノズルから溶融樹脂を射出してディスクを成形するディスク用射出成形装置において、前記第一の金型または第二の金型の一方にスタンパホルダを備えキャビティ面にスタンパを取付け可能とするとともに、内輪部と、該内輪部よりも軸方向にわずかに突出した外輪部と、ガス抜きのための開口とを備えた外周リングを弾性部材を介して他方の金型に該金型のキャビティ面の周囲を取り巻くように設置することにより、上記一方の金型のキャビティ面にスタンパを取付け型閉し前記キャビティ内に前記射出ノズルから溶融樹脂を射出してディスクを成形する際には、前記外輪部が前記取り付けられたスタンパの外縁部を押圧するとともに該スタンパと前記内輪部との間に空隙を形成し、該空隙および前記開口を経て前記キャビティ内から気体を排出可能としたことを特徴とするディスク用射出成形装置。
IPC (3件):
B29C 45/34 ,  B29C 33/10 ,  B29L 17:00

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