特許
J-GLOBAL ID:200903091976566891

シリンダブロックの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-058056
公開番号(公開出願番号):特開平9-170487
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】隣接するシリンダボアの間隔が狭い場合であっても、十分な量の冷却水を流通可能にしたボア間冷却水路を形成するとともに、シリンダボア間において十分な幅のシール面を確保することのできるシリンダブロックの製造方法を提供する。【解決手段】互いに隣接し、かつ各々シリンダボア♯1〜♯3を有するシリンダライナ31〜33を、少なくとも一方に凹部の形成された連結部35,37,39にて接合させることにより、両連結部35,37,39間に閉空間21,22を有するライナ構成体14を形成する。ライナ構成体14の配置された鋳型に溶融金属を注湯することにより、同ライナ構成体14の周囲にウォータジャケット16を有する鋳造体を成形する。ボア間冷却水路17を成形すべく、閉空間21,22の両側部及びウォータジャケット16を連通させる穴23,24を鋳造体にあける。
請求項(抜粋):
ガスケットが載置されるシール面と、列をなすように配置され、かつ前記シール面に開口する複数のシリンダボアと、前記複数のシリンダボアを取り囲むウォータジャケットと、互いに隣接するシリンダボア間に位置し、かつ自身の両側部において前記ウォータジャケットに連通するボア間冷却水路とを備えたシリンダブロックを製造する方法であって、互いに隣接し、かつ各々シリンダボアを有するシリンダライナを、少なくとも一方に凹部の形成された連結部にて接合させることにより、両連結部間に閉空間を有するライナ構成体を形成する工程と、前記ライナ構成体の配置された鋳型に溶融金属を注湯することにより、前記ライナ構成体の周囲にウォータジャケットを有する鋳造体を成形する工程と、前記ボア間冷却水路を成形すべく、前記閉空間の両側部及び前記ウォータジャケットを連通させる連通部を前記鋳造体に形成する工程とを備えたシリンダブロックの製造方法。
IPC (5件):
F02F 1/00 ,  B22D 19/08 ,  F01P 3/02 ,  F02F 1/10 ,  F02F 1/14
FI (7件):
F02F 1/00 K ,  B22D 19/08 E ,  F01P 3/02 B ,  F01P 3/02 C ,  F02F 1/10 A ,  F02F 1/14 D ,  F02F 1/14 B

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