特許
J-GLOBAL ID:200903091977465576

エジコントロールシーマーの下糸がなくなりかけたことを知らせる装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-096101
公開番号(公開出願番号):特開平5-228288
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 エジコントロールシーマーの下糸がなくなりかけたことを知らせ 下糸がなくなっているのに気付かず、無駄な空縫い作業を続行するのを防ぐ。【構成】 エジコントロールシーマーに通電センサーをとりつけ 針板の針穴前方の下糸の通過点にセンサー端子をとりつけ、下糸の終点近くにマーキングした導電物質がこのセンサー端子に接触し、通電センサーの回路がつながって電流が流れ、通電センサーが作動して音(警報音)を発する。
請求項(抜粋):
(イ) 針板(1)の針穴(2)と中央の送り歯溝(3)との間から円弧(4)に向って巾2.5mm、深さ1mmの配線溝(5)をつくる。(ロ) 配線溝(5)にはセンサー端子部(6)をはめ込む。センサー端子部は、センサー端子(7)と端子接続線(8)からなり、センサー端子の一部をのぞいて全体を絶縁体(9)で封ずる。厚さは、配線溝にはめ込み接着したとき、針板の上面と同じレベルになるようにする。(ハ) センサー端子(7)は通電性がよく、摩擦に強い物質でつくり、0.4mmの間隔で平行に並べ、針穴(2)と中央の送り歯溝(3)との間3mmの間だけは針板の上面より0.4mm高く絶縁体(9)から露出する。(ニ) 端子接続線(8)は、ミシンテーブル(10)の上を通り、通電センサー本体(11)に接続する。(ホ) 通電センサー本体(11)は、下糸にマーキングされた導電物質(12)がセンサー端子(7)に接続すると電流が流れ、通電センサーが作動し、これを音(警報音)にして作業者に知らせるものを用いる。(ヘ) 通電センサーを作動させる電源は、ミシンのモニターから出ているミシンの作業用ランプを照すための6V電源(13)で、これを通電センサー本体(11)の電源線(14)と接続する。(ト) 下糸の終り近く1.5m (必要な場合はもっと長い所)に導電物質をマーキングして、これがセンサー端子(7)に触れて通電センサーの回路がつながると音(警報音)を出す。以上の如く構成されたエジコントロールシーマーの下糸がなくなりかけたことを知らせる装置。

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