特許
J-GLOBAL ID:200903091978806300

内燃機器用ピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-290395
公開番号(公開出願番号):特開2003-096531
出願日: 2001年09月25日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 内燃機器用ピストンの頂部とリング溝部を含む部分を、高い高温強度、すぐれた耐摩耗性及び機械加工性を具備させる。【解決手段】 複数種類の合金粉末を固化成形して一体構造の予備成形体を形成し、得られた予備成形体を塑性加工して形成するピストンにおいて、ピストンの頂部とリング溝部を含む部分を、重量%にて、Fe、Cr、Ni、Zr、Ti、Mn及びMoからなる群から選択される少なくとも1種の遷移金属元素を5〜25%(複数含む場合は合計量)、Si:10〜40%、Cu:0.5〜5%、Mg:1〜5%、残部実質的にAlからなり、結晶粒径が0.05〜2μm、粉体粒径30〜1000μmであるAl合金粉末と、粉体粒径5μm以下の硬質粒子との混合粉末から形成し、ピストンのその他の部分は前記Al合金粉末よりも遷移金属元素の含有量が少ないAl合金粉末又はMg合金粉末から形成する。
請求項(抜粋):
複数種類の合金粉末を固化成形して一体構造の予備成形体を形成し、得られた予備成形体を塑性加工して形成された内燃機器用ピストンであって、ピストンの頂部とリング溝部を含む部分は、重量%にて、Fe、Cr、Ni、Zr、Ti、Mn及びMoからなる群から選択される少なくとも1種の遷移金属元素を5〜25%(複数含む場合は合計量)、Si:10〜40%、Cu:0.5〜5%、Mg:1〜5%、残部実質的にAlからなり、結晶粒径が0.05〜2μm、粉体粒径30〜1000μmであるAl合金粉末と、粉体粒径5μm以下の硬質粒子の粉末との混合粉末から形成され、ピストンのその他の部分は前記Al合金粉末よりも遷移金属元素の含有量が少ないAl合金粉末又はMg合金粉末から形成され、頂部とリング溝を含む部分は、高い高温強度、すぐれた耐摩耗性及び機械加工性を具えていることを特徴とする内燃機器用ピストン。

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