特許
J-GLOBAL ID:200903091979167564

アルミニウム材の電解着色法及びそれにより得られるグレー着色アルミニウム材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼田 繁喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-321156
公開番号(公開出願番号):特開平10-147899
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 通常の電解着色条件で再現性良く陽極酸化皮膜をグレー色に着色できるアルミニウム材の電解着色法を提供し、もって、比較的濃い色の無彩色又はそれに近いグレー色に着色された耐候性、耐食性等の諸性能に優れたアルミニウム材を低コストで提供する。【解決手段】 表面に陽極酸化皮膜を形成したアルミニウム材を無機金属塩を含有する電解着色液中で電解着色する方法において、上記電解着色液として硫酸、硫酸第一スズ、硫酸ニッケル及び硫酸アンモニウムを含有するpH2.5以下の強酸性電解着色液を用いる。好適には硫酸を3〜30g/l、硫酸第一スズを0.1〜3.0g/l,硫酸ニッケルを10〜100g/l、硫酸アンモニウムを20〜100g/lの濃度範囲で含有する電解着色液を用いる。この方法により、無彩色系又はそれに近いグレー色に着色された陽極酸化皮膜を有するグレー着色アルミニウム材が得られる。
請求項(抜粋):
表面に陽極酸化皮膜を形成したアルミニウム又はアルミニウム合金材を、無機金属塩を含有する電解着色液中で電解着色する方法において、上記電解着色液として硫酸、硫酸第一スズ、硫酸ニッケル及び硫酸アンモニウムを含有するpH2.5以下の酸性電解着色液を用い、上記陽極酸化皮膜をグレー色に着色することを特徴とするアルミニウム材の電解着色法。

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