特許
J-GLOBAL ID:200903091984199911
バイオセンサ計測システム、粘性率測定方法、および微量質量測定方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松下 義治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-007706
公開番号(公開出願番号):特開2007-093573
出願日: 2006年01月16日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】 自励振回路を用いた場合であっても高精度な検出が可能なバイオセンサ計測システム、粘性率測定方法、および微量質量測定方法を提供する。【解決手段】 本発明に係るバイオセンサ計測システム、粘性率測定方法、および微量質量測定方法は、溶液中に浸漬した滑り波型圧電共振子を用いて構成される自励振回路を間欠駆動させる事によって、その自励振動の振幅起動特性から起動時間を測定し、この起動時間より圧電振動子の電気的等価抵抗値を検出し、また飽和周波数値を測定する事により、浸漬溶液の粘性率と共振子の電極表面に吸着する微小質量を検出する事を特徴とするものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
試料溶液中の特定物質を吸着する感応膜が形成された励振電極を有する滑り波型圧電共振子と、該滑り波型圧電共振子に接続された反転増幅回路とからなる自励振回路を用いて、前記感応膜に吸着される微量質量を測定するバイオセンサ計測システムにおいて、
前記自励振回路を間欠駆動させて自励振動の振幅値と周波数値に係わる起動特性を測定する起動特性測定部と、
測定された前記起動特性のうちの振幅特性から前記自励振回路が起動してから所定の振幅値に達するまでの起動時間を算出し、算出した値を用いて前記試料溶液の粘性率を演算する粘性率演算処理部と、
測定された前記起動特性のうちの周波数特性から前記自励振回路の波形振幅が飽和する時点での周波数値を検出し、検出した前記周波数値と演算して得られた前記粘性率とを用いて前記感応膜に吸着される前記微量質量値を算出する吸着質量演算処理部と、
からなることを特徴とするバイオセンサ計測システム。
IPC (2件):
FI (2件):
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