特許

J-GLOBAL ID：200903091986797336

筒形電池用ラベルの装着方法

発明者： 村田 知也 ,  西田 国良 ,  鈴木 正章 ,  中田 裕之 ,  渡部 徳久
出願人/特許権者： 富士電気化学株式会社
代理人 (1件)： 尾股 行雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-107322
公開番号（公開出願番号）：特開平5-303962
出願日： 1992年04月27日
公開日（公表日）： 1993年11月16日
要約：

【要約】【構成】 ラベル方式の筒形電池を製造する際に、筒形の素電池1に熱収縮性ラベル2を巻回して貼着し、これを駆動ローラー7で矢印N方向に回転させる。この状態で、エアヒーター9、10を用いて熱収縮性ラベル2の上下端部2a、2bに熱風を局部的にあてる。こうすることにより、熱収縮性ラベル2の上下端部2a、2bがその全周に亙って熱収縮して内方に折り曲げられる。次いで、熱収縮性ラベル2の上下端部2a、2bを所定の折曲治具で加圧する。【効果】 熱収縮性ラベル2の上下端部2a、2bの熱収縮作業を最小限の熱量で短時間に行なえる。封口ガスケットや絶縁ワッシャーなどの融点の比較的低い部材を傷めることがない。折曲治具による加圧によって常に外観の良好な筒形電池が得られる。

請求項（抜粋）：

筒形の素電池(1)の外周面(1a)に熱収縮性ラベル(2)をその端部(2a、2b)が当該素電池の軸心(CT1)方向に食み出す形で巻回して貼着し、次いで、前記熱収縮性ラベルの端部に熱風を局部的にあてると共に、前記素電池をその軸心を中心として前記熱収縮性ラベルと共に回転させることにより、前記熱収縮性ラベルの端部をその全周に亙って熱収縮させて内方に折り曲げ、その後、前記熱収縮性ラベルの端部を所定の折曲治具(12、13)で加圧するようにして構成した筒形電池用ラベルの装着方法。