特許
J-GLOBAL ID:200903091990779806

原子炉容器内の予防保全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064155
公開番号(公開出願番号):特開平10-010282
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】原子炉圧力容器内の炉水中での作業に伴う気泡が原因で水面から放射線汚染を来すことを抑制する。【解決手段】噴射ノズル24の上下,旋回,スイングを行う駆動機構を持った予防保全装置1を原子炉圧力容器内の炉水に入れてCRDハウジング45頭部と炉心支持板14の燃料支持金具用穴15に設定し、高圧ポンプ19により昇圧された水を噴射ノズルから噴射すると、噴射水流とともに噴射により発生したキャビテーション気泡が炉内構造物表面に供給されてその気泡が崩壊する際のエネルギーでその表面の引張残留応力が解消方向に改善される。その気泡の一部は炉内の放射線汚染物を包含して水面へ向けて浮上する。その気泡は集気カバー39で捕捉集気してフイルターで浄化し、原子炉建屋の換気空調用ダクト42に排気する。
請求項(抜粋):
原子炉容器内の水中で、残留応力を改善する構造材へ向けて噴射ノズルからキャビテーション気泡の発生を伴う水流を噴射して前記構造材に圧縮の残留応力を付与する原子炉容器内の予防保全装置において、前記噴射ノズルから前記水流を噴射したとき、前記原子炉容器内の水中から水面に向けて上昇してくる気体を集気する集気カバーを備えたことを特徴とする原子炉圧力容器内の予防保全装置。
IPC (3件):
G21C 19/02 GDB ,  G21C 13/00 ,  G21D 1/00 GDB
FI (3件):
G21C 19/02 GDB J ,  G21C 13/00 F ,  G21D 1/00 GDB X

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