特許
J-GLOBAL ID:200903091991429493

変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青麻 昌二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244678
公開番号(公開出願番号):特開平9-087334
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【目的】 高い絞り比での押出性が高く且つ熱安定性に優れた変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダーを製造する。【構成】 水性媒体中で含フッ素分散剤の存在下、10〜90°C、平均圧力6〜30kg/cm2 Gでテトラフルオロエチレン(TFE)の重合を行う際に、反応初期にパーフルオロブチルエチレン(PFBE)を仕込みTFEと共に重合反応を開始し、TFEの少なくとも75%が消費された後ヘキサフルオロプロピレン(HFP)を仕込み、TFEがすべて消費されるまで重合を行うことにより得られる一次粒子を凝析、乾燥する。PFBE仕込量とHFP仕込量を調節し反応したTFEに対しPFBE0.01〜0.07重量%、HFP0.01〜0.05重量%、PFBEとHFPの合計量を0.03〜0.08重量%として、一次粒子の平均粒径0.1〜0.5μ、球形度1.5以下、熱分解指数20以下とする。
請求項(抜粋):
水性媒体中で含フッ素分散剤の存在下、10〜90°Cの温度において平均圧力6〜30kg/cm2 Gでテトラフルオロエチレンの重合を行うに際し、反応初期にパーフルオロブチルエチレンを反応系に仕込みテトラフルオロエチレンと共に重合反応を開始し、反応すべきテトラフルオロエチレンの少なくとも75%が消費された後反応系にヘキサフルオロプロピレンを仕込み、反応すべきテトラフルオロエチレンがすべて消費されるまで重合を行うことにより得られる変性ポリテトラフルオロエチレンの一次粒子を凝析、乾燥することよりなり、パーフルオロブチルエチレンの仕込み量及びヘキサフルオロプロピレンの仕込み量を調節することにより、反応したテトラフルオロエチレンに対し0.01〜0.07重量%のパーフルオロブチルエチレン及び0.01〜0.05重量%のヘキサフルオロプロピレンを含有させ、且つパーフルオロブチルエチレンとヘキサフルオロプロピレンの合計量を0.03〜0.08重量%とすることを特徴とする一次粒子の平均粒径が0.1〜0.5μ、一次粒子の球形度が1.5以下、熱劣化指数が20以下である変性ポリテトラフルオロエチレンファインパウダーの製造方法。
IPC (3件):
C08F214/26 MKQ ,  C08F 2/00 MAH ,  C08F 6/22 MFP
FI (3件):
C08F214/26 MKQ ,  C08F 2/00 MAH ,  C08F 6/22 MFP
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る