特許
J-GLOBAL ID:200903091993226395

金属アセチルアセトネートとアセチルアセトンとを含む触媒システムを利用したポリウレタン製造方法、及びその製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣江 武典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-164147
公開番号(公開出願番号):特開平9-031151
出願日: 1996年06月25日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 低温で非常に活性の高い鉄や銅などの金属アセチルアセトネート触媒を用いても、早期硬化(premature cure)をもたらすことがない、優れた安定性及び良好な触媒活性を有する金属アセチルアセトネートとアセチルアセトンとを含んだ触媒システムを利用したポリウレタン製造方法、及びその製品を提供すること。【解決手段】 本発明の重要な特徴は、金属アセチルアセトネートにアセチルアセトンを加えた触媒システムを含んでいることである。アセチルアセトンは、比較的低温にて触媒反応が高い金属アセチルアセトネートの触媒反応を遅延させる遅延機能を発揮する。比較的に低温での高触媒反応は不都合な尚早硬化(premature cure)をもたらすであろう。触媒システムにアセチルアセトンを添加することで、ポリウレタンが加熱されてアセチルアセトンが放出され、金属アセチルアセトネートがその上昇温度にて比較的に速い硬化作用を提供するまで、添加されたアセチルアセトンは金属アセチルアセトネートの触媒反応を遅延及び/又は減速させる。
請求項(抜粋):
ポリウレタンの製造方法であって、少なくとも1種の金属アセチルアセトネートとアセチルアセトンとを含んだ触媒システムを含んだ反応ウレタン混合物を準備するステップと、該反応ウレタン混合物と該触媒システムとを、前記アセチルアセトンが実質的に駆逐され、前記金属アエチルアセトネートが前記反応ウレタン混合物の硬化を促進する温度にまで加熱し、ポリウレタンを製造するステップと、を含んでいることを特徴とするポリウレタン製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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