特許
J-GLOBAL ID:200903091993529584

無瞬断二重化切り替え装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-348662
公開番号(公開出願番号):特開2004-186802
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】現用系と待機系とで冗長構成されたATM通信システムにおいて、装置の出力段に選択回路部を設けることなく、現用系から待機系へ無瞬断で切り替えることができる無瞬断二重化切り替え装置及び方法を提供する。【解決手段】セル保管バッファに、切り替え中に受信したセルであることを示すマークの格納領域を設ける。切り替え前は、現用系が送信主体となって受信セルを送信する。待機系は、受信セルを廃棄する。切り替え中は、現用系では受信セルにマークを付して格納し、待機系では受信セルだけを格納する。現用系でマーク付きセルが送信された場合、待機系ではセル保管バッファから同一セルを廃棄する。現用系で全品質クラスからマーク付きセルが少なくとも1回送信された時に、送信主体を現用系から待機系へ切り替える。切り替え後は、現用系では受信セルを廃棄すると共に、セル保管バッファに残っているセルを廃棄する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
非同期転送モード(ATM)のセルを受信して所定の伝送レートで送信する通信部を並列的に2系列備え、送信処理を実行する第1の動作状態と送信処理を待機している第2の動作状態とを、2つの通信部の間で無瞬断で切り替える無瞬断二重化切り替え装置であって、 前記通信部は、それぞれ、 ATMセルを格納する領域が、予め定めたセル種別毎に設けられたバッファと、 前記セル種別に応じて、受信したATMセルを前記バッファの該当する領域に書き込む書き込み部と、 所定の伝送レートに基づいて、前記バッファからATMセルを順次読み出して送信する読み出し部と、 前記書き込み部及び前記読み出し部を制御すると共に、他の通信部との間で情報通知を行う制御部とを備え、 前記第1の動作状態にある通信部では、前記書き込み部が、受信したATMセルを前記バッファに書き込み、かつ前記読み出し部が、ATMセルを前記バッファから読み出し、 前記第2の動作状態にある通信部では、切り替え処理の開始前は、前記書き込み部による書き込み及び前記読み出し部による読み出しが共に行われず、切り替え処理の開始後に、前記書き込み部が、受信したATMセルを前記バッファに書き込むことを開始し、 切り替え処理中に、前記制御部が、双方の通信部の前記バッファに格納されているATMセルが全ての前記セル種別において一致したと判断した場合に、前記第1の動作状態にある通信部を前記第2の動作状態に遷移させ、前記第2の動作状態にある通信部を前記第1の動作状態に遷移させることを特徴とする、無瞬断二重化切り替え装置。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (2件):
H04L12/56 G ,  H04L12/56 Z
Fターム (6件):
5K030HA10 ,  5K030HB01 ,  5K030HB02 ,  5K030KA03 ,  5K030LC18 ,  5K030MD02

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