特許
J-GLOBAL ID:200903091994347234

廃ガスから二酸化硫黄を分離除去する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251954
公開番号(公開出願番号):特開平9-173769
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 比較的小さい後反応槽で処理されることができ、また放散SO2 による悪臭をもたらすことがなく、しかも酸化空気量を低減し得る、廃ガスから二酸化硫黄を分離除去する方法を提供すること。【解決手段】 廃ガスを吸収塔内において海水で圧縮し、吸収塔の塔底液を曝気処理に附することにより、塔底液に含まれる重亜硫酸塩を重硫酸塩に転化させ、吸収塔の塔底から液体を排出し、硫酸塩形成および中和のため、後反応槽中において、これを新たな海水と混合し、吸収塔の塔底から排出された液体のpH値を測定して、pH4.0からpH5の範囲に確定される目標値からの偏差値を確認し、この測定偏差値によって、塔底洗浄液に直接給送されるべき添加海水流を、または吸収塔の塔底から吸収圏に返還給送されるべき液体流を制御することを特徴とする、廃ガスから二酸化硫黄を分離、除去する方法。
請求項(抜粋):
廃ガスを吸収塔内において海水で圧縮し、吸収塔の塔底液を曝気処理に附することにより、塔底液に含まれる重亜硫酸塩を重硫酸塩に転化させ、吸収塔の塔底から液体を排出し、硫酸塩形成および中和のため、後反応槽中において、これを新たな海水と混合し、吸収塔の塔底から排出された液体のpH値を測定して、pH4.0からpH5の範囲に確定される目標値からの偏差値を確認し、この測定偏差値によって、塔底洗浄液に直接給送されるべき添加海水流を、または吸収塔の塔底から吸収圏に返還給送されるべき液体流を制御することを特徴とする、廃ガスから二酸化硫黄を分離、除去する方法。
IPC (3件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (2件):
B01D 53/34 125 K ,  B01D 53/34 ZAB

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