特許
J-GLOBAL ID:200903091995269520

ディスクドライブ装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075139
公開番号(公開出願番号):特開平10-275111
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 コマンドオーバーヘッドを最小限に抑えながら、メディアへの書き込みを削減することができ、全体のパフォーマンスを向上させることができるディスクドライブ装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】 ディスクドライブ装置10は、HDC13と、キャッシュメモリ14と、キャッシュメモリ14にキャッシュされる複数のコマンドを保持するコマンドキューを有し、ホストインターフェース周辺の処理をハードウェアにより行うHIC15と、HDC13及びHIC15に対する制御を含む、HDD全体の制御を行うローカルMPU16とを備え、キャッシュメモリ14にキャッシュされているライトコマンドによって、HIC15に対してメディアへのデータの書き込みを指示し、キャッシュメモリ14にキャッシュされている複数のライトコマンドのうち、より最近に発行されたコマンドによって完全に上書きされる検索元コマンドを検索し、上書きとなる検索元コマンドによってはメディアへのデータの書き込みを行わないようにする。
請求項(抜粋):
ディスク状記憶媒体と、前記ディスク状記憶媒体に対しデータの読み出し/書き込みの動作を制御するディスク制御手段と、前記ディスク状記憶媒体に書き込むデータを保持するキャッシュメモリと、ハードウェアによりホストとキャッシュメモリの間のデータ転送を行うホストインターフェース制御手段と、ディスク状記憶媒体とキャッシュメモリの間のデータ転送制御を含む、装置全体の動作を制御するマイクロプロセッサとを備え、前記ホストインターフェース制御手段は、前記キャッシュメモリ内にキャッシュされる複数のコマンドを保持するコマンドキューを有し、前記コマンド実行によるデータ転送開始を前記マイクロプロセッサに通知するとともに、前記コマンド終了によるデータ転送終了を前記マイクロプロセッサに通知し、前記マイクロプロセッサは、前記ホストインターフェース制御手段から前記データ転送開始通知を受け取ると、前記キャッシュメモリ内にキャッシュされているライトコマンドによって、前記ディスク制御手段に対して前記ディスク状記憶媒体へのデータの書き込みを指示し、前記キャッシュメモリ内にキャッシュされている複数のライトコマンドのうち、より最近に発行されたコマンドによって完全に上書きされるコマンドがあるか否かを検索し、該検索されたコマンドによっては、前記ディスク状記憶媒体へのデータの書き込みを行わないように制御することを特徴とするディスクドライブ装置。
IPC (4件):
G06F 12/08 ,  G06F 12/08 320 ,  G06F 3/06 302 ,  G11B 19/02 501
FI (4件):
G06F 12/08 B ,  G06F 12/08 320 ,  G06F 3/06 302 A ,  G11B 19/02 501 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-502271
  • 特開昭61-223956

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