特許
J-GLOBAL ID:200903091996185940

密閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松下 義勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052909
公開番号(公開出願番号):特開平6-017936
出願日: 1987年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】[目的] 本発明は油圧装置において軸方向に移動するロッドが壁部を貫通するところを密閉シ-ルする密閉装置を提案する。[構成] 軸方向に移動するロッドが油圧装置の壁部を貫通し、この貫通場所を密閉し、しかも、壁部に形成した溝内に、弾性プラスチック材からなる密閉リングと、この密閉リングより柔かい材からなる締付リングとが配置され、密閉リングを2又に分岐して第1ならびに第2分岐部を構成すると共に、これら両分岐部の間で締付リングを挾持し、第2分岐部がロッドに対向する対向面上に2つのリング状の密閉縁を互いに離間して設け、これら各密閉縁の先端をロッドの外周面に接触させるとともに2つの密閉縁の間にリング空間を形成し、更に、このリング空間から第2分岐部を貫通して斜め上向きに通路孔を設ける。
請求項(抜粋):
軸方向に移動するロッドが油圧装置の壁部を貫通し、この貫通場所を密閉し、しかも、前記壁部に形成した溝内に、弾性プラスチック材からなる密閉リングと、この密閉リングより柔かい材からなる締付リングとが配置される密閉装置において、前記密閉リングを2又に分岐して第1ならびに第2分岐部を構成すると共に、これら両分岐部の間で前記締付リングを挾持し、前記密閉リングを前記溝内に収容し、前記第1分岐部の一部を前記溝の底面部に押圧接触させる一方、前記第2分岐部を前記締付リングと前記ロッドとの間に配置し、前記第2分岐部が前記ロッドに対向する対向面上に2つのリング状の密閉縁を互いに離間して設けて、これら各密閉縁の先端を前記ロッドの外周面に接触させるとともに前記2つの密閉縁の間にリング空間を形成し、更に、このリング空間から前記第2分岐部を貫通して斜め上向きに通路孔を設けて成ることを特徴とする密閉装置。

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