特許
J-GLOBAL ID:200903092000861097

荷電粒子線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229572
公開番号(公開出願番号):特開平6-076776
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】荷電粒子線装置において、荷電粒子源を収納している鏡筒部の内部を常に高真空に維持したままで、該鏡筒部を他の観察、加工装置等に取付けて複合化することが容易にできるように構成すること。【構成】電子源1とレンズ電極4,5,6等からなる収束レンズ系とを含む鏡筒部13が上部フランジ17に気密固定され、該上部フランジ17がベローズ15を介してゲートバルブ9を組み込んでなる下部フランジ16に気密に取付けられている。下部フランジ16を相手装置の真空壁18に取付けたら、ゲートバルブ9を開き、その開口部10を通して鏡筒部13の先端部(対物レンズ部分)を試料7側に押し下げるだけで、複合化が完了する。【効果】複合化すべき相手装置への鏡筒部の装着脱時に、鏡筒部内を大気にさらすことがないので、荷電粒子源の不安定化を防止でき、かつ、鏡筒部内の再排気や、加熱焼出し等の面倒な操作も不要となる。
請求項(抜粋):
少なくとも荷電粒子を発生させるための荷電粒子源と該荷電粒子源からの荷電粒子を収束させるための荷電粒子収束光学系とを収納している鏡筒部を有する荷電粒子線装置において、上記荷電粒子収束光学系における最終レンズ部の下方に上記鏡筒部を他の装置に真空気密に取り付けるための真空フランジ部を設け、かつ該真空フランジ部に上記鏡筒部の内部空間の真空を維持するための真空バルブを設けてなることを特徴とする荷電粒子線装置。
IPC (3件):
H01J 37/18 ,  H01J 37/16 ,  H01J 37/28
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-051439
  • 特開平4-004548
  • 特開平2-160351

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