特許
J-GLOBAL ID:200903092014704415

周波数分割多重信号受信機における同期信号復号回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300011
公開番号(公開出願番号):特開平9-149002
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 受信されたOFDM信号から正確な有効シンボル期間が復号され、この有効シンボル期間に従って信号が扱われるまでは各々の信号を独立的に扱うことができないため、入来するOFDM信号を最初に復号しようとするときはOFDM信号に埋もれている同期信号を有効に抽出する必要がある。【解決手段】 シンボル周期毎にループ特性が反転される第1のPLL46によりサンプル同期信号が復号される。次に、PLL46から得られた伝送帯域の所定周波数成分を得て位相比較回路47により入力復調OFDM信号の同期検波をし、次に位相比較回路48、LPF49、VCO50及び分周器51からなる第2のPLLにより同期検波出力信号を復号してシンボル同期信号を得る。これにより、第2のPLLにより正確に復号されるシンボル同期信号を用いて、PLL46のループ特性の反転処理がなされる。
請求項(抜粋):
情報信号で変調された複数の搬送波が周波数分割多重され、かつ、一の搬送波がシンボル周期毎に交互に位相反転されたサンプル同期信号周波数のパイロット信号で変調された直交周波数分割多重信号を受信する周波数分割多重信号受信機における同期信号復号回路において、受信した前記直交周波数分割多重信号を直交復調して得られた前記パイロット信号を入力信号として受け、前記シンボル周期毎にループ特性が反転されて前記サンプル同期信号を検出する第1の位相同期回路と、前記第1の位相同期回路の出力信号を用いて前記パイロット信号を検波する同期検波器と、前記同期検波器の出力信号を入力信号として受け、前記シンボル周期に位相同期したシンボル同期信号を出力すると共に、前記第1の位相同期回路へループ特性を反転させるための信号として入力する第2の位相同期回路とを有することを特徴とする周波数分割多重信号受信機における同期信号復号回路。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 7/033
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 7/02 B

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