特許
J-GLOBAL ID:200903092023632621

筒内噴射型火花点火式内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233091
公開番号(公開出願番号):特開平9-079081
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 低回転域において十分な充填効率を得ながら、高回転域においても良好な混合気を得ると共に、特に前期噴射モードと後期噴射モードとに切り換えるものでは、燃費が悪化しないように適正な噴射時期を設定することができるようにした筒内噴射型火花点火式内燃機関を提供する。【解決手段】 燃料噴霧81がピストン7に付着しないためには、垂直方向距離Dが正の値でなければならないため、その最小値をDminとすると、式(Dmin=Dx)が成立するように燃料噴射開始時期txを設定する。ここで、Dxは製造誤差等を見込んだマージンである。このようにして決定した燃料噴射開始時期txに基づき燃料噴射弁4を駆動すれば、低回転時においても、高回転時においても、燃料噴霧81がピストン7に付着しない範囲で燃料を早期に噴射することができる。
請求項(抜粋):
ピストンが吸入行程前期にあるときにその噴射軸線が当該ピストンの頂面に向くように配設された燃料噴射弁と、当該燃料噴射弁の燃料噴射時期を制御する噴射時期制御手段とを有し、少なくとも、主として吸気行程で燃料噴射が行われる前期噴射モードに基づき、燃焼室内に燃料が直接噴射される筒内噴射型火花点火式内燃機関において、前記噴射時期制御手段は、当該前期噴射モードでは、前記燃料噴射弁から噴射される燃料が当該ピストンの頂面に付着しないように前記燃料噴射時期を設定することを特徴とする筒内噴射型火花点火式内燃機関。
IPC (2件):
F02D 41/34 ,  F02B 23/10
FI (2件):
F02D 41/34 F ,  F02B 23/10 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
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