特許
J-GLOBAL ID:200903092026590830
極細マルチフィラメント糸の溶融紡糸装置、その紡糸方法及び製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294299
公開番号(公開出願番号):特開平9-137317
出願日: 1995年11月13日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】高速で紡糸した場合にも断面斑及び繊度斑の発生を抑制できるポリエステル極細マルチフィラメントの溶融紡糸装置、その紡糸方法及び製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】溶融押出装置(1) 、冷却装置(4) 、油剤付与装置(5) 及び巻取装置(9) から構成される溶融紡糸装置において、紡糸口金(11)面と冷却風の吹出部の上端面(4a)との距離を15〜60mmに設定し、紡糸口金パックを装着する紡糸頭の下面と冷却域の間の冷却風の流入を遮断し阻止する仕切り板(2) を設けると共に、前記紡糸口金パックの下部と前記仕切り板(2) との間に紡糸口金パック周囲への冷却風の流動を防ぐ円筒状の仕切り手段(3) を設けることにより、冷却風による紡糸口金(11)面の温度斑を減少させて同口金(11)面の雰囲気温度を安定させ、フィラメントに生じる断面斑及び繊度斑を低減させることができる。
請求項(抜粋):
ポリエチレンテレフタレートを主成分とするポリエステルポリマーを溶融して紡糸口金から糸条を吐出し、前記糸条に冷却風を吹き付けて冷却固化し、前記糸条に油剤を付与した後に一対の引取ローラーを介して前記糸条を巻き取る溶融紡糸装置において、前記紡糸口金面と前記冷却風の吹き出し部の上端面との距離を15〜60mmに設定し、紡糸口金パックを装着する紡糸頭の下面と冷却域の間に冷却風を遮断しその流入を阻止する仕切り板を設けると共に、前記紡糸口金パックの下部と前記仕切り板との間に紡糸口金パック周囲への冷却風の流動を防ぐ円筒状の仕切り手段を設けることを特徴とする極細マルチフィラメント糸の溶融紡糸装置。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る