特許
J-GLOBAL ID:200903092029155515

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097013
公開番号(公開出願番号):特開平8-290708
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 他性能を落とすことなく軽量化を図る。【構成】 軽量化のためカーカス12のクラウン部をスチールコードからなるベルト1枚と有機繊維からなるベルト補強層1枚で補強する。スティフナー22のタイヤ径方向の高さHとタイヤの断面高さSHとの関係を0.4SH≦H≦0.6SHとする。スティフナー22を高さ方向に3等分し、ビードコア16側から第1領域22A、第2領域22B、第3領域22Cとしたときに、スティフナー22の根本の厚さDとスティフナー22の厚さdとの関係を第1領域22Aで0.6D≦d≦D、第2領域22Bで0.2D≦d≦0.6D、第3領域22Cで0.5mm≦d≦0.2Dとする。スティフナー22の重量を増加させることなくタイヤ回転方向の捩じり剛性を高くでき、高くした捩じり剛性により、軽量化によるベルト曲げ剛性低下による操縦安定性の低下分を補う。
請求項(抜粋):
一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨がるカーカスと、前記ビードコア上に据えたスティフナーと、カーカスのクラウン部に配設されコードのゴム引き層からなる補強層と、を有する空気入りラジアルタイヤにおいて、前記補強層は、タイヤ赤道面に対して傾斜したスチールコードを有する第1のゴム引き層1層と、前記第1のゴム引き層のタイヤ径方向外側に配置されタイヤ赤道面に対して実質平行な有機繊維コードを有する少なくとも1層の第2のゴム引き層と、を備え、前記スティフナーのタイヤ径方向の高さHとタイヤの断面高さSHとの関係が0.4SH≦H≦0.6SHに設定され、前記スティフナーの前記ビードコアとの接続部分の厚さをDとし、前記スティフナーをタイヤ径方向外側へ第1領域、第2領域及び第3領域の3等分にしたときに、前記スティフナーの厚さdが、第1領域で0.6D≦d≦D、第2領域で0.2D≦d≦0.6D、第3領域で0.5mm≦d≦0.2Dに設定されていることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 9/20
FI (2件):
B60C 15/06 B ,  B60C 9/20 F

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