特許
J-GLOBAL ID:200903092046118801

自動車の強度部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 元 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203052
公開番号(公開出願番号):特開平11-043069
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 板厚の増加や断面の大型化を伴うことなく、車両の衝撃エネルギーの吸収量を増加させることができる自動車の強度部材を提供する。【解決手段】 断面多角形状の長尺のサイドメンバ10の向かい合う一対の面10a、10bに車両前後方向に伸びた長手ビード16を形成する。長手ビード16は、面10a、10bに対して内側に凹んだ凹状部16aと外側へ膨らんだ凸状部16bとが連続的に交互に繰り返しされたものである。衝突時に凹状部16aと凸状部16bとの境界部位20において座屈を起こして、境界部位20を境にして断面が交互に変形すると共に、境界部位20と隣合う境界部位20の間の略中央部位において座屈を起こすことにより、衝撃エネルギーを吸収する。
請求項(抜粋):
断面多角形状の長尺の強度部材にビードを設けることにより衝突時の衝撃エネルギーを吸収する自動車の強度部材において、前記強度部材の向かい合う一対の面に強度部材の長手方向に伸びた長手ビードが形成されており、該長手ビードは、面に対して凹状部と凸状部とが連続的に交互に繰り返しされたものであり、衝突時に凹状部と凸状部との境界部位において座屈を起こして、境界部位を境にして断面が交互に変形すると共に、境界部位と隣合う境界部位の間の略中央部位において座屈を起こすことにより、衝撃エネルギーを吸収することを特徴とする自動車の強度部材。

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