特許
J-GLOBAL ID:200903092046685749

内燃機関用バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242561
公開番号(公開出願番号):特開平11-081925
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 内面機関用バルブタイミング調整装置において、ハウジングの周壁のみまたは周壁と側壁の両方を切削加工し、寸法出しを行う必要がある。この場合、切削加工及び寸法出しを行った表面には微少凹凸が形成され、高いシール性が得られないという問題を有していた。【解決手段】 ハウジング部材の内部表面にはSn被膜を有するという技術的手段を用いる。ハウジングの内部表面は、切削など機械加工がされているため、微少凹凸が存在する。その微少凹凸に軟質の被膜を形成する表面処理加工を施して凹凸を埋める。Sn被膜を形成する表面処理が施されたハウジングの内部表面は、ベーンロータとの摺動により、その軟らかさのため表面が均一化し、ハウジングとベーンロータとの間のオイルシール性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられる内燃機関用バルブタイミング調整装置において、ハウジング部材と、前記ハウジング部材に収容され前記ハウジング部材に対し所定角度範囲に限って相対回動可能なベーンを有するベーンロータとを備え、前記ハウジング部材の内部表面には、軟質の被膜を有することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。

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