特許
J-GLOBAL ID:200903092048741590
回転突出ライナを有する液体リングポンプ用軸受流体分配システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-009382
公開番号(公開出願番号):特開平5-256284
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 回転突出ライナを有する液体リングポンプ用の軸受流体を隙間内に良好に分配して前記ライナの始動を容易にする軸受流体の環状流路を備えた液体リングポンプを得る。【構成】 液体リングポンプ10は、周囲の固定ハウジング20との間にある環状隙間73内の軸受流体によって支持される回転突出ライナ70を有する。ライナ70は、軸28と同心状にハウジング20の内側に配置される。ハウジング本体22は内側部分22a及び外側部分22bからなり、内側部分と外側部分により形成される流路22cから前記隙間73へハウジング20を貫通して円周方向に離間した複数の開口部22eに対し軸受流体を分配するためのハウジング内に形成された実質的環状の流路22cを有する。
請求項(抜粋):
固定ハウジングと、ポンプ内に維持される液体を循環リングに形成するために前記ハウジング内に回転可能に装着されたロータと、および前記ハウジング内に配置されると共にライナ部材とハウジングとの間の環状隙間内の軸受流体により前記ハウジングに対して回転するために支持される環状ライナ部材とを備え、前記ハウジングは内側部分と外側部分からなり、これらの部分間の流路を規定するために前記外側部分は前記内側部分から部分的に半径方向に離間し、前記内側部分は前記流路から前記隙間へ軸受流体を入れるための円周方向に離間した少なくとも2つの開口部を有していて、前記開口部の各々と連結され、前記連結された開口部と実質的な半径方向に位置合わせされた前記外側部分を貫通して延在する各出入口ポートと、および前記出入口ポートの各々を取り外し可能に閉塞するための手段とを備えることを特徴とする液体リングポンプ。
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