特許
J-GLOBAL ID:200903092053925755

カラー陰極線管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-301247
公開番号(公開出願番号):特開2003-109500
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月11日
要約:
【要約】【課題】 色選別電極の張力付与方向と直交する方向における端部において張力のばらつきが低減されたカラー陰極線管を提供する。【解決手段】 チャッキング機構を用いて色選別電極に張力を付与し、かつ、フレーム30の一対の支持部材31a,31bに押圧力を付与した状態で、色選別電極と一対の支持部材の上側辺とを溶接する。溶接に先立って、一対の支持部材の上側辺の長手方向の両端部が、これと張力付与方向に対応するチャッキング機構の色選別電極を把持する面の部分と略同一高さとなるように、フレームを高さ方向に位置決めする。これにより、押圧力を付与したとき、フレーム変形量のばらつきにかかわらず、溶接される上側辺の長手方向端部の変位量のばらつきを小さく抑えることができるので、色選別電極の張力付与方向と直交する方向における端部における張力のばらつきを低減できる。
請求項(抜粋):
離間して平行に配置された一対の支持部材を有するフレームを管軸方向を上下方向として設置して高さ方向に位置決めする工程と、色選別電極の両端を把持するチャッキング機構を用いて、色選別電極を前記一対の支持部材の長手方向と直交する方向の張力を付与しながら保持する工程と、前記フレームの前記一対の支持部材に、互いに接近する方向の押圧力を付与する工程と、前記色選別電極に前記張力を付与し、かつ、前記一対の支持部材に前記押圧力を付与した状態で、前記色選別電極と前記一対の支持部材の上側辺とを溶接する工程と、前記色選別電極に付与した前記張力及び前記一対の支持部材に付与した前記押圧力を解除する工程とを有するカラー陰極線管の製造方法であって、前記色選別電極を張力を付与しながら保持したときに、前記一対の支持部材の前記上側辺の長手方向の両端部が、これと張力付与方向に対応する前記チャッキング機構の前記色選別電極を把持する面の部分と略同一高さとなるように、前記フレームの高さ方向の位置決めを行なうことを特徴とするカラー陰極線管の製造方法。
Fターム (1件):
5C027HH23

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