特許
J-GLOBAL ID:200903092061098990

車両用多重通信システムにおける信号通信状態診断方法、車両用多重通信システム、並びに、車両多重通信システム用信号通信状態診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-159682
公開番号(公開出願番号):特開平11-355330
出願日: 1998年06月08日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 一部のノードしか多重バスラインに接続されていない状態であっても、処理速度のそれ程高くない機器を用いて確実に検査、診断すること。【解決手段】 多重バスライン11に接続されてトークンパッシング方式による多重通信を行う車両の複数のノード3,5,9に対して、ノード3,5,9から次のノード3,5,9に対する送信権の移譲の禁止を送信権移譲禁止通知手段15Aにより各々通知し、多重バスライン11に接続されたノード3,5,9に対して送信権の移譲を送信権移譲通知手段15Bにより通知し、多重バスライン11上から送信信号収集手段15Cが収集した送信信号を基に、多重バスライン11に接続されたノード3,5,9が受信すべき内容の信号をノード3,5,9別にノード別受信信号収集手段15Dで収集し、その収集結果を基にノード3,5,9の通信状態の良否を診断する診断手段15Eとを備えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
多重バスラインに接続された複数のノードがトークンパッシング方式により送信権をサイクリックに巡回させ、該送信権を有する前記ノードが前記多重バスラインを介して、他のノードに対する信号送信と次のノードに対する前記送信権の移譲とを行う車両搭載型の多重通信システムにおいて、前記複数のノードのうち一部の特定のノードによる信号通信状態の良否を診断する方法であって、前記特定のノードによる他のノードに対しての信号送信を可能としつつ、該特定のノードによる次のノードに対しての前記送信権の移譲を不能とし、前記特定のノードを除く診断対象外のノードによる他のノードに対しての信号送信と、該診断対象外のノードによる次のノードに対しての前記送信権の移譲とを各々不能とし、前記診断対象外のノードが前記送信権を移譲される次のノードに該当する際に、該診断対象外のノードが行うべき他のノードに対する信号送信と、前記診断対象外のノードが行うべき次のノードに対しての前記送信権の移譲とを、前記各ノードとは異なる外部機器により擬似的に各々行い、前記特定のノードによる他のノードに対しての信号送信後に、該特定のノードの次のノードに対する前記送信権の移譲を、前記外部機器により擬似的に行うと共に、前記多重バスライン上で送信される信号を該多重バスラインから前記外部機器により収集し、該収集した信号を前記外部機器により解析することで、前記特定のノードによる信号通信状態の良否を前記外部機器により診断するようにした、ことを特徴とする車両用多重通信システムにおける信号通信状態診断方法。
IPC (2件):
H04L 12/40 ,  G01M 17/007
FI (2件):
H04L 11/00 320 ,  G01M 17/00 H

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