特許
J-GLOBAL ID:200903092061566748

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-038355
公開番号(公開出願番号):特開平11-236885
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】旋回スクロールの自転防止機構として焼結金属のオルダムリングを採用したスクロール圧縮機であって、焼結金属の成形によって後工程の切削加工、研削加工に適した形状にすることで生産性を向上させ、耐摩耗性に優れるが被削性に劣る焼結金属を採用しながらも安価で信頼性の高いスクロール圧縮機を提供する。【解決手段】オルダムリング1の円環2の端面3に、第1段の溝3aと第2段の溝3bを焼結金属に成形する。その後、切削加工あるいは研削加工で端面3より深く、第2段の溝3bより浅い範囲のキー側面4aを加工してオルダムリング1を得る。工具の最も摩耗しやすいコーナ部の負担を軽減し、主に工具の側面により加工する。また、第1段の溝3aにより、堕肉が加工部分に形成されるのを防止して、工具の負担を軽減する。
請求項(抜粋):
渦巻状のラップを具備する固定スクロールと旋回スクロールを噛み合わせて圧縮室を形成し、該旋回スクロールの自転を防止する機構としてオルダムリングを具備したスクロール圧縮機であって、前記オルダムリングは、環状部材と該環状部材の端面に設けられたキーより成り、前記キーの側面と前記環状部材の端面の交差部に該端面から軸方向に第1の溝を有し、かつ、前記第1の溝と前記環状部材の端面の間に第2の溝を有し、第1の溝が第2の溝より深いオルダムリングであることを特徴とするスクロール圧縮機。
引用特許:
出願人引用 (1件)

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