特許
J-GLOBAL ID:200903092062646109

熱可塑性エラストマー組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-103300
公開番号(公開出願番号):特開平7-286078
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 機械的強度および弾性回復性をそこなうこと無く、柔軟性、流動性に優れた、熱可塑性エラストマー組成物を提供する。【構成】 オレフィン系共重合ゴム、特定の水添ジエン系共重合体、オレフィン系樹脂、鉱物油系の軟化剤とを特定の比率で溶融混合し、ゴム用の架橋剤の存在かで動的に熱処理して得られる熱可塑性エラストマー組成物。
請求項(抜粋):
(イ)オレフィン系共重合ゴム10〜90重量%、(ロ)(A)-(B)ブロック共重合体、(A)-(B)-(C)ブロック共重合体または(A)-(B)-(A)ブロック共重合体〔ただし、(A)はビニル芳香族化合物重合体ブロック、(B)は共役ジエン重合体ブロックもしくはビニル芳香族化合物-共役ジエンランダム共重合体ブロック、(C)はビニル芳香族化合物が漸増するビニル芳香族化合物-共役ジエンテーパーブロックを示す重合体であって、?@ビニル芳香族化合物/共役ジエンの割合が重量比で5〜60/95〜40、?Aブロック共重合体を構成する全モノマーに対して、(A)ブロック中のビニル芳香族化合物の結合含量が3重量%以上、(A)ブロックおよび(C)ブロック中の合計ビニル芳香族化合物の結合含量が3〜50重量%、?B(B)ブロック中の共役ジエン部分のビニル結合含量が20%を超える、ブロック共重合体、または、該ブロック共重合体単位が、カップリング剤残基を介して重合体分子鎖が延長または分岐されたブロック共重合体、を水素添加し、共役ジエン部分の二重結合の少なくとも80%が飽和した、数平均分子量が5万〜70万である水添ジエン系共重合体もしくは官能基変性体が1〜80重量%、(ハ)オレフィン系樹脂10〜90重量%(ただし、(イ)+(ロ)+(ハ)=100重量%)ならびに、(ニ)(イ)成分100重量部に対して鉱物油系軟化剤が0〜200重量部からなり、(イ)、(ハ)および(ニ)成分または(イ)、(ロ)、(ハ)および(ニ)成分が架橋剤の存在下で動的に熱処理されていることを特徴とする熱可塑性エラストマー組成物。
IPC (3件):
C08L 23/16 LCY ,  C08L 23/02 LCE ,  C08L 53/02 LLY
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-020549
  • 熱可塑性エラストマー組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-223613   出願人:日本合成ゴム株式会社
  • 特開平3-072512
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