特許
J-GLOBAL ID:200903092068069898

コイル挿入装置におけるウェッジ挿入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282542
公開番号(公開出願番号):特開平9-103053
出願日: 1995年10月04日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 ステータコアが長尺であっても、ウェッジプッシャのたわみ等の問題が発生せず、挿入の途中でウェッジが挫屈することがないようにしたコイル挿入装置におけるウェッジ挿入装置を提供する。【解決手段】ウェッジガイド24に対応して複数本のガイド棒29を環状に配列し、これらの両端を環状部材30、31で連結した筒状のウェッジマガジン32を、ウェッジガイド24の基端側に回転可能に配置し、その内周には、ガイド棒29の間隙に挿入される突条を有する筒状スペーサ36を軸方向移動可能に設ける。また、筒状スペーサ36の基端にはウェッジプッシャ41を連結し、打ち込みガイド51に挿入されたウェッジをパンチ52でウェッジマガジン32に打ち込み、ウェッジプッシャ41でウェッジガイド24を通してウェッジをステータコア26に押し込むとき、筒状スペーサ36の外周の突条によって、ウェッジ打ち込み時のガイド棒29の変形を防止し、コイル、ウェッジ挿入時のウェッジの挫屈を防止する。
請求項(抜粋):
ステータコア(26)にコイルを挿入するためのコイル挿入装置に設けられるウェッジ挿入装置において、ステータコア(26)の内歯に対応して環状に配列され、それらの間隙にウェッジ挿入通路が形成され、それらの先端がステータコアのコイル挿入側端面に当接して配置されるウェッジガイド(24)と、前記ウェッジガイド(24)と同様に環状に配列され、それらの間にウェッジ打ち込み空間(34)を形成する複数本のガイド棒(29)と、これらのガイド棒(29)の両端を連結して筒状に構成する環状部材(30 31)とからなり、前記ウェッジガイド(24)の基端面に回転可能に配置されていて、所定の回転位置において前記ウェッジ打ち込み空間(34)が前記ウェッジガイド(24)の前記ウェッジ挿入通路に整合するウェッジマガジン(32)と、前記ウェッジマガジン(32)及び前記ウェッジガイド(24)の内側において軸方向移動可能に配置され、前記ウェッジマガジン(24)のガイド棒(29)及び前記ウェッジガイド(24)の間隙に挿入される軸方向に走る複数の突条(37a) を外周に有し、これらの突条(37a) の先端が、前記ウェッジマガジン(32)のウェッジ打ち込み空間(34)及び前記ウェッジガイド(24)のウェッジ挿入通路に挿入されたウェッジの内側面に当接する筒状スペーサ(36)と、前記筒状スペーサ(36)の基端面に連結されて軸方向移動可能に配置され、前記ウェッジマガジン(32)のガイド棒(29)及び前記ウェッジガイド(24)の間隙に挿入される複数の押し歯(41a)外周に有し、これらの押し歯 (41a)が前記ウェッジマガジン(32)のウェッジ打ち込み空間(34)及び前記ウェッジガイド(24)のウェッジ挿入通路に挿入されたウェッジの基端を押して、ウェッジをステータコア(26)のスロットに押し込むウェッジプッシャ(41)と、前記ウェッジマガジン(32)の側方に配置され、テープ状のウェッジが挿入される断面スリット状のウェッジ供給路(55)と、前記ウェッジマガジン(32)が所定の回動位置にあるとき、前記ウェッジマガジン(32)の前記ウェッジ打ち込み空間(34)に連通するように前記供給路(55)に直交して形成されたパンチガイド溝(56)とを有する打ち込みガイド(51)と、この打ち込みガイド(51)の前記パンチガイド溝(56)に出没自在に配置されたプレート状のパンチ(52)とを備えていることを特徴とするコイル挿入装置におけるウェッジ挿入装置。
IPC (2件):
H02K 15/06 ,  H02K 15/04
FI (2件):
H02K 15/06 ,  H02K 15/04 Z

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