特許
J-GLOBAL ID:200903092068424078

感エネルギー線酸発生剤、感エネルギー線酸発生剤組成物、硬化性組成物およびその硬化物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045704
公開番号(公開出願番号):特開平9-241614
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】毒性、臭気、溶解性、エネルギー線感受性の優れた酸発生剤を提供する。【解決手段】一般式1のオニウムカチオンと一般式2のボレートアニオンとからなるオニウムボレート錯体、該錯体と増感剤とからなる感エネルギー線酸発生剤組成物、これらに酸硬化性化合物を混合した硬化性組成物、該硬化性組成物にラジカル重合性化合物とラジカル発生剤をさらに混合した硬化性組成物およびそれらの硬化物。(Xは-S-、-O-、-N( R2)-等、Rはフッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基等、R1 はベンジル基、フェナシル基、アリル基等、R2 は水素、メルカプト基等、kは0〜2の整数を表す。)[BYm Zn ]-(2)(Yはフッ素、塩素、Zは電子吸引性基で置換されたフェニル基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数、m+n=4である。)
請求項(抜粋):
カチオン部分が一般式(1)で表されるオニウムカチオンと、アニオン部分が一般式(2)で表されるボレートアニオンとから構成されるオニウムボレート錯体であることを特徴とする感エネルギー線酸発生剤(A)。一般式(1)【化1】(ただし、Xは、-S-、-O-、-N( R2)-、-C( R2)2 -から選ばれる基を表す。Rはそれぞれ独立に、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、カルバモイル基に加え、以下の有機残基から選ばれる基を表し、kは0〜2の整数を表す。ここで有機残基とは、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基、C2 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルケニル基、C6 〜C18の単環、縮合多環アリール基、C7 〜C18の単環、縮合多環アリールアルキル基、C1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシル基、C6 〜C18の単環、縮合多環アリールオキシ基、C1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状脂肪族もしくはC7 〜C19の単環、縮合多環芳香族アシル基、C2 〜C19の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシカルボニル基、C7 〜C19の単環、縮合多環アリールオキシカルボニル基、のいずれかを表す。R1 は、ベンジル基、置換されたベンジル基、フェナシル基、置換されたフェナシル基、アリル基、置換されたアリル基、アルコキシル基、置換されたアルコキシル基、アリールオキシ基、置換されたアリールオキシ基から選ばれる基を表す。R2 は、水素、メルカプト基および、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、アジド基で置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキルチオ基から選ばれる基を表す。さらに隣接したR同士、RとR1 、RとR2 、R1 とR2 が、互いに共有結合によって環構造を形成していてもよい。)一般式(2)[BYm Zn ]-(ただし、Yはフッ素または塩素、Zは少なくとも2つ以上のフッ素、シアノ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基の中から選ばれる電子吸引性基で置換されたフェニル基、mは0〜3の整数、nは1〜4の整数を表し、m+n=4である。)
IPC (11件):
C09K 3/00 ,  C08F 2/50 MDN ,  C08F 4/00 MEF ,  C08G 18/16 NFU ,  C08G 59/72 NKR ,  C08G 63/84 NLY ,  C08G 65/10 NQE ,  C08G 69/20 NRT ,  C08G 73/00 NTM ,  C08G 77/08 NUD ,  C07F 5/02
FI (11件):
C09K 3/00 Z ,  C08F 2/50 MDN ,  C08F 4/00 MEF ,  C08G 18/16 NFU ,  C08G 59/72 NKR ,  C08G 63/84 NLY ,  C08G 65/10 NQE ,  C08G 69/20 NRT ,  C08G 73/00 NTM ,  C08G 77/08 NUD ,  C07F 5/02 D

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