特許
J-GLOBAL ID:200903092068792972

高耐蝕性チタン合金及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 幸春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-223590
公開番号(公開出願番号):特開平5-043967
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】チタン合金が所定の製造方法が白金族元素添加効果を最大限に発揮するようにする。【構成】チタン粉体と所定添加配合量の白金族元素粉体とに高加圧力を印加した状態で粉体粒子自体に直接パルス電圧を印加通電してチタン粉体粒子と添加白金族元素粒子との間隙にミクロ放電現象を生じさせ、その結果必然的に生じるミクロ的拡散現象によって強固な焼結合金となり、添加白金族元素粒子内部は合金化せずに添加白金族元素単体で存在するために極めて安定な酸化チタン被膜が容易に生成される。【効果】チタン粉体粒子と添加白金族元素粒子との間隙でミクロ放電現象が生じ、その結果、必然的にミクロ的拡散現象が生じ強固な焼結合金となり、添加白金族元素粒子内部は合金化せずに添加白金族元素単体として存在するために、極めて安定な酸化チタン被膜が容易に生成され、極めて高耐蝕性の白金族元素微量添加チタン合金を得ることが出来る。
請求項(抜粋):
純チタン粉末を主成分とし、白金族元素である白金、パラジウムイリジウム、ロジウムの少なくとも一種の元素粉末をその合計重量比が0.05%〜1.00%として添加配合した粉末冶金の高耐蝕性チタン合金において、上記純チタン粉体粒子と添加白金族元素粉末の粉体粒子間にミクロ的拡散を伴った合金部を有し、且つ添加白金族元素粉末の粉体粒子内部は合金化されずに添加白金族元素単体にされていることを特徴とする高耐蝕性チタン合金。
IPC (6件):
C22C 14/00 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/10 ,  C22C 1/00 ,  C23C 10/30 ,  C22C 1/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭45-036286

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