特許
J-GLOBAL ID:200903092070220412

電解質膜および膜電極接合体並びにそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  早川 康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-241855
公開番号(公開出願番号):特開2008-066084
出願日: 2006年09月06日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】イオン伝導性官能基前駆体を有する含フッ素重合体電解質膜前駆体に加水分解処理を施して製造される電解質膜を用いた燃料電池(単セル)において、膜電極接合体とセパレータとの間のシール部の形成処理を容易にし、かつシール劣化も起こり難くした電解質膜を得る。【解決手段】イオン伝導性官能基前駆体を有する含フッ素重合体電解質膜前駆体1の周縁部にマスキング材2を設けてマスキングする。その後、全体を加水分解処理する。マスキングされていない領域はイオン伝導性官能基を有する第1の含フッ素重合体電解質部3となり、その周囲にはイオン伝導性官能基前駆体を有する第2の含フッ素重合体電解質部4が残される。第2の含フッ素重合体電解質部4は当初の耐熱性と化学的安定性を保持しており、単セルとしたときにセパレータとの間に安定したシール構造を形成できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
イオン伝導性官能基前駆体を有する含フッ素重合体電解質膜前駆体から形成される電解質膜であって、イオン伝導性官能基を有する第1の含フッ素重合体電解質部と、該第1の含フッ素重合体電解質部の周縁部に一体的に設けられるイオン伝導性官能基前駆体を有する第2の含フッ素重合体電解質部と、からなることを特徴とする電解質膜。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M8/02 P ,  H01M8/10 ,  H01M8/02 S
Fターム (6件):
5H026AA06 ,  5H026BB10 ,  5H026CC01 ,  5H026CC03 ,  5H026CX05 ,  5H026EE19
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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