特許
J-GLOBAL ID:200903092076883839
ガス遮断器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-261708
公開番号(公開出願番号):特開2002-075147
出願日: 2000年08月30日
公開日(公表日): 2002年03月15日
要約:
【要約】【課題】 小さな駆動エネルギーで、優れた遮断性能を得ることが可能なガス遮断器を提供する。【解決手段】 消弧性ガスが充填された密閉容器内に、固定アーク接触子11及び固定通電接触子12から成る固定接触子部10と、操作ロッド21、フランジ22、パッファシリンダ23、可動アーク接触子24、可動通電接触子25、絶縁ノズル26、固定ピストン27から成る可動接触子部20とを設ける。アブレーションにより炭化水素系ガスを放出する有機高分子化合物により構成された被着部40を、蓄圧空間S1内部におけるフランジ22とパッファシリンダ23に接するように設ける。
請求項(抜粋):
消弧性ガスが充填された密閉容器内に、相対移動により互いに接離可能な第1アーク接触子及び第2アーク接触子を有する第1接触子部及び第2接触子部が対向配置され、前記第1アーク接触子及び前記第2アーク接触子の間に、その開離時にアークが発生するアーク空間が設けられ、前記アークを消弧せしめるガス流発生手段が、少なくとも1つの蓄圧空間と、前記蓄圧空間の圧力を上昇せしめる圧力上昇手段と、前記蓄圧空間と前記アーク空間とを結ぶ少なくとも1つの上流側ガス流路と、前記密閉容器内の充填圧と同圧力の空間である下流空間及び前記アーク空間とを結ぶ少なくとも1つの下流側ガス流路とによって構成され、前記圧力上昇手段が、前記蓄圧空間を圧縮する機械的圧縮手段及び前記蓄圧空間を加熱昇圧する加熱昇圧手段の少なくとも一方の手段によって構成されたガス遮断器において、前記蓄圧空間の圧力上昇を遅延せしめる圧力上昇遅延手段を有し、前記圧力上昇遅延手段は、前記蓄圧空間内部の少なくとも一部に設けられ、前記上流側ガス流路を介して前記アーク空間から誘導されるアークエネルギーに加熱されることにより、アブレーションによる放出ガスを発生する被着部によって構成され、前記蓄圧空間内部のガス流は、前記消弧性ガスと前記放出ガスの混合ガスであることを特徴とするガス遮断器。
IPC (2件):
FI (2件):
H01H 33/915
, H01H 33/70 Z
Fターム (5件):
5G001AA10
, 5G001BB03
, 5G001DD01
, 5G001DD06
, 5G001EE01
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