特許
J-GLOBAL ID:200903092077537160
事故時波形記録方法及びその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175255
公開番号(公開出願番号):特開平9-026453
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 送電線への雷撃事故等において、事故発生前後の波形データを精密に記録することができる事故時波形記録方法およびその装置を提供する。【解決手段】 事故時サージ等の重畳された電流,電圧,磁界等がセンサーで変換され、電圧波形M(t)が取り出されて、増幅器2,クランプ回路3を介して、A/D変換器4で波形データD(t)に変換される。アドレスカウンタ7とフレームカウンタ8は波形メモリー11と時刻メモリー12に対する書き込みアドレスを生成する。波形メモリー11及び時刻メモリー12は、これらアドレスに基づいて波形データD(t)及びカウンタ10a〜10fが計時する時刻を記録してゆく。異常検出回路5が波形の変化量から異常を検知してトリガ信号TRGを送出すると、所定フレーム分の記録がなされた後に、波形メモリー11と時刻メモリー12への書き込み動作が停止する。
請求項(抜粋):
光伝送線路上の事故観測地点に設置された事故時波形記録装置であって、各々が固有の時計を有し、これら全ての時計が同一時刻を表示するように制御された事故時波形記録装置において、前記事故観測地点で計測された事故波形を記憶する波形記憶手段と、前記時計から読み取られた時刻を記憶する時刻記憶手段と、所定時間間隔で取り込んだ前記事故波形を前記波形記憶手段へ所定容量だけ記録した後は、最も前に記憶された事故波形を消去して新たな事故波形の記録を行う波形記録制御手段と、前記事故波形の記録動作に同期して、前記時計から前記所定時間間隔で読み取った時刻を前記時刻記憶手段へ所定容量だけ記憶した後は、最も前に記憶された時刻を消去して、新たな時刻の記録を行う時刻記録制御手段と、前記事故波形が所定の閾値を越えて変化したことを捉えて事故検出を行う事故検出手段と、前記事故検出から所定時間を経過した後に、前記波形記録制御手段による波形記録動作と前記時刻制御手段による時刻記録動作とを停止させる記録停止手段とを具備したことを特徴とする事故時波形記録装置。
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