特許
J-GLOBAL ID:200903092078428012

強制閉鎖装置を有する引戸、引戸の強制閉鎖装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066821
公開番号(公開出願番号):特開平9-256728
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 強制閉鎖装置の有無を選択することができ、後に強制閉鎖装置を容易に付加することができ、しかも引戸が強制閉鎖したことを容易に確認することができ、さらには強制閉鎖装置を容易に復帰させること。【解決手段】 引戸に接続されたタイミングベルト204は従動プーリー6に架けられており、引戸の開閉に応じて従動プーリー6が回転する。開閉者が引戸を開放して所定時間止めた場合、引戸停止装置8のストッパーアーム9は、図3に示すようにタイミングベルト204を加圧し、引戸の停止状態を維持する。強制閉鎖装置3は解除用シャフト2を有しており、解除用シャフト2は異常発生時に矢印92方向に移動して引戸停止装置8のストッパーアーム9を押し上げ、従動プーリー6に対する制限を解除し、引戸を自動閉鎖させる。解除用シャフト2の移動によってテーパー部35がローラ部24に当接し、スイッチ22がONして閉鎖確認信号が出力される。
請求項(抜粋):
壁面に設けられたレールに沿って開放または閉鎖し、開放動作または閉鎖動作にしたがって連動する回転部を有しており、開放位置から自動的に閉鎖方向に向って移動する引戸、前記引戸の停止状態を所定の条件下で保持するための停止装置、前記停止装置に対して取り付けられており、停止状態が保持された前記引戸を強制的に閉鎖するための強制閉鎖装置、を備えた強制閉鎖装置を有する引戸であって、前記停止装置は、前記回転部の中心と外周面上における1点とを通る基準線上に配置された停止用アームであって、中心一端部は基準線上で往復移動し、可動他端部は回転部の外周面に接した状態で基準線を挟む両方向に往復移動する停止用アーム、停止用アームの可動他端部を基準線に近づく方向に付勢する付勢部、停止用アームを回転部の外周面に対して押圧し、停止用アームの可動他端部が基準線上に位置し、回転部の回転が所定時間停止したことを条件に、当該押圧力によって回転部の停止状態を保持する押圧部、を備えており、前記強制閉鎖装置は、強制解除位置または平常位置に切り換え可能な解除部材であって、強制解除位置に切り換わったとき、前記回転部の停止状態を保持している前記停止用アームを加圧して、当該回転部の停止状態を解除し、平常位置にあるとき前記停止用アームに当接しない状態に位置する解除部材、解除部材に連結されており、前記解除部材を強制解除位置または平常位置に切り換える作動部、を備えている、ことを特徴とする強制閉鎖装置を有する引戸。
IPC (3件):
E05F 5/00 ,  E05C 17/64 ,  E05F 1/16
FI (3件):
E05F 5/00 D ,  E05C 17/64 ,  E05F 1/16 C

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