特許
J-GLOBAL ID:200903092080424121
シクロアルカジエン類の不斉エポキシ化反応
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203220
公開番号(公開出願番号):特開平9-052887
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【構成】 式(1)【化1】〔式中、nは1〜8の整数、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6は、水素原子を意味する。〕で表わされる1,3-シクロアルカジエン化合物を、式(2)【化2】〔式中、R1、R2、R3、R4、Rは水素原子、X-は塩を形成しうる陰イオン対、Yは水素原子を意味する。〕の光学活性マンガン錯体を触媒として使用して不斉エポキシ化反応を行ない、式(3)【化3】〔式中、*で示された炭素原子の絶対配位はRかSを意味する。〕の光学活性シクロアルカジエンモノエポキシ化合物の製造法。【効果】 本発明の方法に従えば、1,3-シクロアルカジエンの不斉エポキシ化により、医薬及び農薬等の生理活性物質の合成に有用な重要中間体である光学活性シクロアルカジエンモノエポキシ化合物を容易に得ることができる。
請求項(抜粋):
式(1)【化1】〔式中、nは1〜8の整数を意味する。Z1、Z2、Z3、Z4、Z5及びZ6は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。))、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、ニトロ基又はシアノ基を意味する。〕で表わされる1,3-シクロアルカジエン化合物を、式(2)【化2】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して水素原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基又はニトロ基で置換されていてもよい。)を意味し、又、いずれか2つが一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。Rは水素原子、C1〜C4アルキル基、フェニル基(該フェニル基は、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基で置換されていてもよい。)、又は置換シリル基を意味する。X-は塩を形成しうる陰イオン対を意味する。Yは水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基を意味する。〕で表わされる光学活性マンガン錯体を触媒として使用して不斉エポキシ化反応を行ない、式(3)【化3】〔式中、n、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5及びZ6は前記に同じ。*で示された炭素原子の絶対配位はRかSを意味する。〕で表わされる光学活性シクロアルカジエンモノエポキシ化合物の製造法。
IPC (5件):
C07D303/02
, B01J 31/22
, C07B 53/00
, C07B 61/00 300
, C07M 7:00
FI (4件):
C07D303/02
, B01J 31/22 X
, C07B 53/00 B
, C07B 61/00 300
引用文献:
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